2009年01月12日

「まるで のら犬の恋」と君が言った

今日も陽が沈んだ 夕暮れどきは寂しい

いつもの退屈な帰り道



すぐに酒に飲まれてしまう僕らは入店後30分で出来上がってしまった


真っ赤な顔をした君が

「にっちもさっちもいかないです」と言ったので

何が?と問うたら

「コーヒー屋のあの娘です。残念ですが、夢は夢のままですね」と言った


聞けばめっちゃいいとこのお嬢さんだったらしい


「そんな情報、もっと早い時点でつかみなよ」と僕が言うより先に 


「この恋は一歩通行で欠陥だらけである」と犬と猫を例に持ち出して展開


貧乏な自分とお嬢さんつまり

のら犬が飼い猫に恋する話?

時折、話は脱線し何が言いたいのかよくわからない


そんな切ない空間で私はビールをあおりながら

じっと聞き入ったのでありました



「ああ また長いトンネルだぁ…」



と君は急に遠い目をして

右手で先ほどカラになったビールの空きビンを左右に振って見せた


マスター 沖縄のビールをもう1本


binnbi-ru.jpg


「じゃぁ 我が身の不運とあきらめるのかい?」






あの頃

君はいつも迷子だった





posted by yuzamurai at 15:46| Comment(0) | TrackBack(0) | たのしいにっき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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