今、ペラペラとやっている
特集はコレだ
ロック画報 05 ”もっとも危険なロック − 頭脳警察 村八分”

この本を買ったのは、店頭に並んですぐだったから…
2001年7月のことになるらしい、意外と時間がたってる
高知県の片田舎で”頭脳警察と村八分”に興味を持つ人間などごく少数で、
もしかしたら… オレだけ?
と思って書店に行ったら1冊だけポツンと置かれてあった
(危険なCDまで付属する)間違いなく我が為の1冊だった
頭脳警察
@銃をとれ!〜マラブンタ・バレー
A歴史から飛び出せ
B仮面劇のヒーローを告訴しろ(無修正)
C悪たれ小僧(無修正)
D万物流転
* メジャーから出ているものでは一部の音が消されている頭脳警察の曲の無修正バージョン
村八分
Eくたびれて
Fあやつり人形
G夢うつつ
H鼻からちょうちん
Iにげろ
バシッと
ページを開けば、いまだに足を踏み入れたことのない聖地京大西部講堂が

日本のロックを考えたとき、ここには特別な思いがあるでしょう
「しまった!」
そうだ… あの日の京都、ここへ行くべきだった… 罪のない机をどかどかと殴打し後悔する
「今度は必ず行こう」
そこからロック画報は
パンタ氏のインタビューからトシさんのインタビューへ
今、読み返すとまた変わった印象を受けた
以前読んだ時から読み返した今、その間にトシさんと実際に会って話ができたから
あのノータリンズのライブ
宿毛シティがロックに足を踏み入れた日から2年が過ぎた

ポスターとチケットのデザイン、作成を任せてもらえたので
スタッフとして遠藤ミチロウさんやトシさんと身近に接することが可能
その立場を十分に生かして
頭脳警察のLPに頂いたサインとスティック

柔和な表情で優しく接してくれたトシさんの話が蘇る…
そして
今回のインタビュー
「パンタは外側、友川(かずき)は内側 オレはこのふたりでバランスとれてるよ」トシさん
ページをめくれば、今度は村八分

その面々から
ロックの毒素が漏れ出てかなり危険
「ロック画報 ありがたい…」
湯浅学氏がこう書いてた
”村八分は、刻まれ再生されることで何度でも立ってしまう強さ図々しさを持っていた。
俺の下の娘(一歳八カ月)はこのレコード(ライブ村八分)の「どうしようかな」
に合わせて踊りまくり、終わると懸命に拍手する。
蛇のようなロックンロールが粉になって生き続けるとは、こういうことかと教えられた。”
「どうしようかな」
よーし
ようわからん英国人に
「日本には踊れるロックもローリング・ストーンズもなくてかわいそうだ」とか言われたら
「大丈夫、頭脳警察と村八分がいます」と腰ふって答えます
「ロック画報」野坂昭如氏の連載
”終末のタンゴ”〜 はたして俺はモテたのか 〜 でも悶絶します