2011年04月30日

雨あがりのチキウ岬

白老の湖畔にやって来た


沢山の野生動物の鳴き声がする

僕はそれに合わせてギターを鳴らした

タイコもポンポンと夜空に音を立てる

チキウ.jpg
(北海道でロックンロールなキャンプサイトを見かけたら我が家である)


「雨だ」


雨がぱちぱち

焚き火ぱちぱち

ギターぎゅーん



「丸い地球は誰のもの? 砕け散る波は誰のもの?」



翌日

室蘭のチキウ岬(地球岬)に立った


雨あがりのぼやけた水平線

チキウ2.jpg

それでも地球は丸かった


いろいろ考える水平線だ



チキウ3.jpg



「丸い地球は誰のもの? 砕け散る波は誰のもの?」



階段を下り


札幌へと帰る


すると

乗車しようとする僕の視界になんだか妙な物が入って来た

チキウ1.jpg

それは車のわずかな隙間に転がった”夏のぬけがら”だった

友人の軍曹が去年の夏、北海道に居る間ずっとくわえていた禁煙パイポだ


「き、汚ない」


なんだかわからんが、べちゃべちゃになって汚なかった



笑えた




軍曹もジョニーも煙草は止めると言ってたな




禁煙は成功したのだろうか


丸い地球でいまさらそんなことを思った
posted by yuzamurai at 09:48| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月25日

アルコール戦争

子供の頃

「頭がガンガンする。少し気分が悪い」

と言い残し、トイレに閉じこもるおばの姿を見て

飲酒による気分不良は大人の特権だ、ちょっとだるな感じがかっこいいな

と思ったことがあった



だが

実際になってみるとちいともかっこよくはなく、

悪酔いとはある種の戦争なのだと知った


戦況はいつも芳しくない

9割がた一方的な展開を迎える




私は以前、結婚式の二次会でトイレにうずくまる同僚を見て悟った
(トイレット・フェイス)


”笑えない大人(アルコール戦争最前線にいるケース)は


お節介にならぬ程度のロックな愛情と


ロールでささやかな鼓舞を必要とする”



そして2011年の我が家

雨あがるトイレ.jpg



”どうしたんだ Hey Hey Baby”



救済地トイレでは忌野清志郎が僕を鼓舞する
posted by yuzamurai at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 酒(SAKE ROCK) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月24日

くよくよはしないよ

我が家の暗く狭く短い廊下に

ボブ・ディランのカレンダーを飾った

1994年のものだからもうカレンダーとしては機能しない

デイラン廊下.jpg
(おもったより暗いな)

親父から黙って拝借してきたものなので、

「返せ」と言われればそれまで

でも、きっと本人は忘れている



とにかく今日はディランな気分だ

Freewheelin.jpg

名盤 The Freewheelin' Bob Dylan

プロテスト・ソング満載のこのアルバムに「くよくよするなよ」という全くプロ

テストしていない名曲がある


それを最近、永積崇(ハナレグミ)とおおはた雄一とが日本詞で歌っているのを

聴いた


直訳に近い


”座りこんだって どうにもならないじゃない

もう全部決めたことさ

にわとりが鳴き出す前に 夜のうちに僕は出ていくよ

君のこと忘れる旅だよ だからさ くよくよはしないよ”


”くよくよはしないよ”と歌うが、

どこまでも

くよくよしていて女々しい




「Don't Think Twice, It's All Right」




”今更明かりをつけないで ずっと暗いままだったのに

北も南も東も西も

君のいない町なら どこでもいいさ

君のこと忘れる旅だよ だからさ くよくよはしないよ”




「くよくよするなよ」




そう言えば先日

オレは、

ボブ・ディラン = ボブ・ディランで話しているのに

ボブ・ディラン = ボブ・マーリーな人と会話した


かみ合っているようで絶妙にかみ合わなかった


「ボブ・ディランって生きてるんですか?」と聞くから


「どっこい生きてるよ。この間も来日したでしょ」と言うと


「へぇ」と言って


「レゲエ、良いっすよね」と彼は言った



どうでもいいかー



我が家に ディランがやってきた


「Don't think twice, it's all right (くよくよするなよ)」Bob Dylan




あれ 尻切れだ



2011年04月23日

2011年 ZERRY(ゼリーさん)

”もしも

僕が偉くなったなら

偉くない人達や

さえない人達を忘れないさ”


今日の





窓にしずく


通学路


黄色い傘3つ


我が家の


ランチは


THE TIMERS(ザ・タイマーズ)

ゼリー(ボーカル・ギター)

トッピ(ギター)

ボビー(ウッドベース)

パー(ドラムス)


1989年広島平和コンサートでのタイマーズ

「 LONG TIME AGO 」 THE TIMERS




ゼリーさん


現場に退屈してたら

また

仲間集めて

やってくれないですか


ゼリーさん.jpg


空が暗い


思いはほろ苦く


雨は


せわしく音をたてる



posted by yuzamurai at 11:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 忌野清志郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月22日

2011年 忌野清志郎

カバーズ RC.jpg

「カバーズ」RCサクセション

1. 明日なき世界
2. 風に吹かれて
3. バラバラ
4. シークレット・エージェント・マン
5. ラヴ・ミー・テンダー
6. 黒くぬれ!
7. サマータイム・ブルース
8. マネー
9. サン・トワ・マ・ミー
10. 悪い星の下に
11. イマジン

このアルバムはRCサクセションが当時所属したレコード会社の東芝EMIから

1988年8月6日(広島平和記念日)に発売される予定だった

しかし、「ラヴ・ミー・テンダー」と「サマータイム・ブルース」で

歌われている反核・反原発が露骨な(特に後者)原発批判のため、親会社の東芝

から圧力がかかり、

ラブミーテンダー.bmp

シングル「ラヴ・ミー・テンダー」(6月25日発売予定)ともども、



「素晴らしすぎて発売できません」

東芝側の「これは発売出来ない」に呆れ怒った忌野が訴えた「素晴らしすぎて
出せないっていうんだったら、それを新聞に出してくれ」との言葉のみが受け入れられた


はっきん.jpg

新聞広告(1988年6月22日付全国紙)と共に発売中止となった


だが、

本作を望むファンの声の高まり、またマスコミに取り上げられたことで世論の後押し

もあり、シングル、アルバム共にRCサクセションの古巣キティレコード(現・ユニバー

サルミュージック)から1988年8月15日(終戦記念日)に発売が実現した


RCサクセション 「サマータイムブルース〜LOVE ME TENDER」




そして

2011年の泉谷しげる


「忌野さんの原発ソング「サマータイムブルース」練習中!」だと明かす




カバーズが世に出されてから20年以上の年月が経った




posted by yuzamurai at 10:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 忌野清志郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月21日

Love Me Tender

仕事中ふと手が止まった


忌野清志郎の声が聞こえたから


4月21日11時過ぎのラジオがこう歌った


「Love Me Tender」 The Timers





清志郎が歌ってたの知ってた


ああ

オレ、何やってたんだろ






「長生きしてぇよ」





ROLL1.jpg



posted by yuzamurai at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 忌野清志郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月19日

十字レンチのブルース

今日は春秋恒例のタイヤ交換だった


スタッドレスタイヤからノーマルの夏タイヤへ



が、しかし

やりはじめてすぐ意気消沈

車載のL字レンチは使いづらい上に物がちゃっちくて

なんともならん

気分を盛り上げる道具が必要だ



「きゃろらいん」


オレは急いで車専門店へ直行

んで

頑丈でしぶい十字レンチを買ってきた


コレだとナットを締める時、緩める時に通っぽく”くるくる回す”ことが

出来るのでかっこよい


「ブランニューレンチ、素敵だ」


楽しくなって1本1本を鼻歌交じりでこなしていく


「タイヤを換えて苦節2年〜 まだまだ未熟なオレだけど〜」


十字レンチ片手に春空の下汗をぬぐう



「なんやらわからんけど、オレしぶい」



タイヤ交換は完了


これでまたどこへでも行けるズラ


roll2.jpg


すると

近所のおばさんが窓から顔を出し


「自分でやってるの?たいへんだねぇ 

家のもやってもらおうかしらぁ」


こういう場面で誰もが口走るであろう

たいして面白くない冗談を言って、春空の下ケタケタと笑った 

ROLL1.jpg
posted by yuzamurai at 16:06| Comment(0) | TrackBack(0) | たのしいにっき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月14日

春に響く

トム・ウェイツ.jpg


トムウェイツが流れる休日の朝8時


部屋のカーテンをそっと開けると、暖かな陽が差し込んだ


僕はまだ眠っている家族にそれなりの気をつかって

二重になった窓を少しだけ開けた


5センチほどの隙間から風がびゅーっと入り込んでくる


まだまだ冷たい春の風 


この国へ何年何十年、何百年前と同じようにやってきた





「大地を踏みしめて生きる力強さがロックンロールだと俺は思ってる」





言葉は

冷たい春に響いた
posted by yuzamurai at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | はなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月13日

なぜか今日は

新しいザ・バースディ


偶然、我が嫁も誕生日



「おめでとう」



贈り物は果実酒  ささやかな贅沢な気分の夜 



「変態と凡人、歳をとるズラ」



しかし


いつも何歌ってるのか聴き取れないとの苦情あり


「なぜか今日は」The Birthday





今日が転がり落ちる 



はっぴーばーすでい



roll2.jpg




posted by yuzamurai at 22:22| Comment(2) | TrackBack(0) | チバユウスケR&R | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月12日

脳みそに愛を

いつも


”Theピーズ”を引きずって来たように思う



ぼくは毎日引きずった



「脳みそに愛を」Theピーズ






使えるもんは使え




ROLL1.jpg
posted by yuzamurai at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | Theピーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月10日

ウイスキーの丘で

馬鹿は丘の上


夕焼けにウイスキーを転がしてたら


ひもじそうな顔つきのきたきつねがとぼとぼとやってきて

きたきつね.jpg



「すいませんが、わたしもそいつが欲しいです」と言う



「いやいや

突然やって来て何言ってんだ

そいつぁ無理だよ

オレの大事な大事なウイスキーだからな」

とはっきり言ってやった



すると

つまらん同情でもひこうとしているのか

とても寂しそうな悲しそうな目をして、暫らくこっちを見ていた


10分

いや

20分ほどそこに居ただろうか



彼はオレが何も与えないのを察すると

諦めてしまった


そして

悲しそうな声で夕陽に向かって鳴き、


こちらを一瞥した後

きたきつね1.jpg


来た時と同じようにとぼとぼと雪の残る山の中へ消えていった




「さようなら」




”馬鹿は丘の上
    
太陽が沈んでいくのを見た
    
頭の中の目には
    
世界がぐるぐる回っているのが映っている”




我が家の小さなポータブルスピーカーがそう歌った
posted by yuzamurai at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 酒(SAKE ROCK) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月09日

サマータイムブルース

朝になって 目がさめた

リヴィングで寝てた


異常に寒い


そして


手にち?







なんで?

寝ぼけた頭でテーブル上を観察したら


血まみれのワイルドターキーとグラス…


開け口の鋭利な部分で切ったのだろう(あくまで推測)その辺から血が付着している




ひとり飲んでた昨夜、

ウイスキーは常温の水割り(1:1の割合)が一番うまいと気がついた


そして

飲みすぎて血をだしたまま寝た


(ボトル上部のびらびらした辺↓でザクリだなと思う)

ターキー.jpg


血まみれのボトルのまま方が画的に迫力あったが


「やばいな」と言いながら(嫁に怒られるなと思って)


とっさにそこらの血を拭き取ってしまった



まぁ


とにかく朝だ



でも


サマータイムブルース





posted by yuzamurai at 08:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 忌野清志郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月08日

ずっとウソだった

”日本の原子力発電所は安全です”


あれは

ずっとウソだった

ウソだったんだぜ




「本当のことなんか言えない 言えば殺される」




「ずっとウソだった」 斉藤和義





狭い日本のサマータイムブルース


ROLL1.jpg
タグ:斉藤和義
posted by yuzamurai at 21:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ロックンロールを想うぜよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月07日

レコ屋でクールないしだあゆみ

街を徘徊中にふと立ち寄った中古レコード屋で流れた一曲に



”この曲は なんだ?”



と耳が敏感に反応


思わず高速レコチェック(注1)の手を止める

注1)高速レコチェック…両手を交互に使ってレコードずばばっと見る(チェックする)方法。
後列から前列に進むor前列から後列へ進むのは個人の自由だが、後列から前列がどう考えてもよりスムーズに行える。
慣れれば100枚位はあっと言う間にチェック可能。
レコードがびっちり入っている場合はやりづらいのであらかじめ数枚抜くとよい。
棚に縦置きされてる場合(つまり背表紙が見える状態)にもこの方法が使えな
いこともないが、あまり…使わない。(単にやりづらい。それにすでにレコードの
タイトルが見えているのなら無理に引き出す必要も無い)


文章で書いたがいまいち伝わりづらいな


面倒だけど写真でわかりやすくしてみた(IN我が家:設定はレコ屋)


<高速レコチェック 〜後列から前列に進むやり方〜>

レコ漁り5.jpg

@A行とかジャンル別とかなんでもいいが… とにかく目当てのレコードの群れに血走った眼で迫る
(実際はそれ専用の箱、もしくはダンボールなどに入っている)



レコ漁り2.jpg

A左手(右手でもどっちでも良い)で一番奥のレコードを上5センチほど持ち上げて、すかさずチェック(個体差はあるがだいたいジャケの上5センチを見ればそのレコードがなんだかわかるので)



レコ漁り3.jpg

B左手でレコードを沈める(戻す行為)と同時に右手でまた別のレコード(たった今戻したレコードの一枚手前の物)を掴み、上5センチほど浮上させチェック



レコ漁り4.jpg

C右手で戻したレコードの一枚手前の物を左手で浮上させチェック





片手で写真撮ってたら片手しか写らん(至極当然ではあるが)


「困った」


のでセルフでパチリ


レコ漁り1.jpg

D(@〜C)を高速で繰り返す



ただこれを感情にまかせ激しくやると

「ジャケがそこ抜けしちゃうのでやめて下さい」と店員さんに言われることもあるから

あまり派手にやらない方がよい

いや、やってはいけない


それは大事な売り物

素敵なレコード達

やさしく、丁寧にあつかう


でも素早くチェック(これが難しい)






なんの話だっけ





レコ屋で流れてた曲の話だった





女性が歌うそれはしぶかった


ベースがかなりいい


いや、

ベースだけでなく演奏全体がめっちゃしぶい、歌声含め全てがクール



「この曲はなんですか?」と店員に尋ねれば



さっきまでオジーオズボーンみたいな客と談笑していた サエキけんぞう(注2)がさらりと言った

注2)サエキけんぞう…単に似てるだけ



「いしだあゆみです。すごくかっこいいですよ」



そして彼は

ジャケを素早くわたしに手渡す


「ジャケもかっこいいです」と…


アワー・コネクション.jpg
”アワー・コネクション” いしだあゆみ&ティンパン・アレイ


演奏はティンパン・アレイ

つまり

ベースは細野さん


「いいですね」と言ったら


「ねぇ いいでしょう」となぜかサエキは はにかんだので、



わたしも同じように はにかんで見せたのだった




4月某日(晴れ)のことです


おしまい



「私自身」 いしだあゆみ




posted by yuzamurai at 10:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ビニール・ジャンキー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月04日

北国の春

北海道の春はおそろしい

たとえ雪は解けても

ピカピカに光って



僕らを滑らせる




昨日

単車乗りの同僚は雪解けが嬉しくて

単車で出社した



そして…


見事滑った


「おそろしい ぐるんぐるん回転したわ

まだバイク乗るのは時期尚早だったかもしれない」

言うてた


そう言ってる間にも、外はまた雪


「ああ 困った… また滑りそう


ゆっくり、ゆっくり、帰ろう」


そう言って彼は退社したが


その道中今度は



車にはねられた



「いやー 雪で視界不良さ

おそろしいよ 

で、

車から”す、すいません だ、大丈夫ですか?”と降りてきたのは

なんと、

ちーさん(これまた同僚)だったんだ」






そして今朝

ちーさんは申し訳なさそうに折り菓子を持って出社してきた


ROLL1.jpg
posted by yuzamurai at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 愉快な北海道移住生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月03日

バカのしびれ

寝ぼけたあたま


午前4時の不意打ち


まるで ぶんなぐられたようなまぶた むくんだまぶた


飲みかけのハイボール


失敬したジョッキ


「バカのしびれ」 Theピーズ





「バカはしびれる」



雪解けの春 今日は半年ぶりの自転車通勤



はれまぶた 



いってらっしゃい


ROLL1.jpg
タグ:Theピーズ
posted by yuzamurai at 06:05| Comment(0) | TrackBack(0) | Theピーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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