
(このジャケがまたいいのだ)
<2011年11月×日>
何故か理由はわからんけどある所で
ビールを大安売りしてたから
飲んだくれ夫婦は嬉々として購入
「やったー 酒ー」
言うて、周りの目も気にせず、350ml缶を買い物籠にどかどか入れた
“夕暮れに仰ぎ見る 輝く青空
日暮れて辿るは わが家の細道”
「それ いい歌ね」
…
<2011年12月1日>
「ああ しかしだね… あれは夢ではなかったが、もう想い出になろうとしている」
と残りの本数見て 今、嘆く
「よろん小唄(十九の春)」高田渡&金城恵子
でもね
酔ってしまえば 夢も想い出
「焼酎も日本酒もあるべさ。酒ならあるべさ
そう ここは青空 私の青空」
“せまいながらも 楽しい我家
愛の灯影の さすところ
恋しい家こそ 私の青空”
「ねぇ やっぱり それいい歌ね
しらふで聴くより、酔った方がいいわ
あんたも暗い顔してないで、飲みなぁ
渡さんはいつも嬉しそうに飲んでたでしょう」
“恋に焦がれる蝉 よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす ”