
(実演!淫力魔人)
前回のワカサギが2匹という絶望的な釣果を前に
淫力魔人なわっち(料理長)は奮い立った
「探して、壊せ」
で、またもやワカサギ釣りへ行って来たが…
朝もはよから豪雪の新篠津で迷った
見知らぬおっさんに道を聞いたら
「やばいよ。やばいよ。岩見沢からこの辺。帰れなくなるよ。
オレも昨日は大雪で車じゃ帰れなくなったからね」と
ここまで来て諦めるわけにはいかんので
雪でスタックしかけながらも突き進む
「着いた」
陽が昇る前、新篠津の釣り場は猛烈に寒くて…
テント立てようと、きばってみるがめっちゃ吹雪かれるし、途中で断念
防寒で重ねてた手袋が全てバキンバキンに凍っている
「釣り小屋借りちゃった。えへへ」
堕落の一途

小屋は快適だったが
見事にウグイ祭り

そして、小屋は
ビニールハウス内でストーブを焚くだけで十分な温度なのに、
そこに太陽がぎんぎん照らすと、まじでひどい暑さになった
真冬の豪雪地帯、イギーポップ状態で釣りするわっち

帰り際、
「あんた、底の方で釣ってたでしょう。それじゃ、ウグイしか釣れんよ」と管理人
それはあとの祭り
こりずに石狩(サーモンパーク)へ

ワカサギ36匹
知らんおっさんが、釣れてるかと聞いてくるので
「これだけです」と見せたら
「ああ、今日はダメだね。最近あがってないんだね」だと
「そうです。ぜんぜんダメですね。釣れませんねぇ」なんて言っておいた
あいかわらず、ワカサギはしぶいということになる
帰っててんぷらにした
ウグイもだ

ウグイはみんな嫌がるが、わたを取ればどうってことない
「うまいんだけどね〜 食えばいいのに〜 ららら〜」(陽気にステップ)
そうやって、
ウグイとたわむれる料理長に嫁が言った
「あ、それね。今ネットで調べたら高知でいうイダや」と
遠いあの日の松田川(高知県西部の川)が蘇る
イダは外道だとか言って捨ててた
「料理長ももう34歳、イダもおいしく料理します」
「


「

おわり