小さなトマトをひとつかじって、
「うーうー」と声を発しながら
12月の室内をブランケットは静かに移動する
冬の朝、あたまの中にはきっと
ピアノを弾く人がいて
タイコをたたく人がいて
ウッドベース奏者も
ギター奏者もいて
演奏するのは
たいてい、町の誰もが忘れてしまった古い歌 冬の歌
「あなたのために 1曲 やります」

ベース奏者の彼女がそう言ったのは
我が家の置き時計が7時を差し
朝日がきらきらと部屋を照らした…
そんな時だったけど、
ぼくはもう少しだけでいい 眠りたいと思ってた
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