雨どいがゴボゴボと雨水をどぶ川に誘う
雨ってこんなに降るもんだっけかなぁ
と感心する
確かに6月 梅雨だけれど
今月拝めた晴れ間は僅か2〜3日といったところではないだろうか
雨・雨・曇り・また雨・・・
そんな雨続きの中、仕事でしばらく家を留守にした
何時間も車を走らせ 向かった出張先は 紫陽花の綺麗なところだった
川が流れ、その脇を何十メートルも紫陽花が咲いていた
手入れされているのだろうか
整然と並び その姿が川面にうつっている
6月の雨に濡れる紫陽花
もうすぐ定年を迎える先輩が
「こんな年になるまで紫陽花なんかどうでも良かった」と言うから
オレが
「じゃあ 今は愛おしいですか?」と茶化すと
「花に限らず 昔は山や川、海なんかをまじまじと見ることがなかっ
た。
だから今になって 山ってこんなんだったっけ こんな形でこ
んな色してたっけと思う。
今まであたり前にあるものに感心が無かった。
この気持ちを愛おしいと表現していいのかはわからないが・・・」
と言って笑った
確かに すぐそばで雨に濡れる紫陽花は何と言っていいか 愛おしくも見
える

最近は続けて映画のことを記事にしているけれど
映画好きというわけではない
というか最近など全然観ない
特に場所が映画館となると物凄いご無沙汰だ
最後に観たのは15〜17年前 高知市の今は無き映画館で観た
当時流行りの恐竜映画だった
とても暑い夏の日 友人と
映画館の中は非常に涼しく快適で
夜更かし寝不足の僕らには絶好の昼寝場所になってしまった
内容はほとんど覚えていない 3分の2は眠っていただろう
その友人とは小学校を卒業した時期を境にあまり会うことが無くなった
遠くの町へ友人が転校してしまったからだ
それまでは 窓から窓で行き来出来るほど隣接したお隣さんだったし、
同い年で・・・
転校するまで 本当に12年間 よく遊んだ仲だった
つい先月 その友人が結婚した
式の途中
小学校に入学した友人とオレが恥ずかしそうに並んだ写真が、大きくス
ライドで映された
これはなんとも言えないなー
なんだかなー これは・・・
式も終盤は裸でテーブル上を騒いでいた自分だけれど
ビールでズブ濡れになったシャツを着ながら
ある昼下がり 日本語吹き替えの「スタンドバイミー」を友人と観た夏
と
そいつを真似て 相当むせているのに無理をしてタバコを吹かしたこと
それ観た僕らの それから・・・
友人が引っ越す前に子供だけでしたキャンプ
知らない学校の校庭にテントを張った夜
あの夏の 恐竜映画
そのことを・・・
いや
もっと沢山の出来事を 一人 思い出していた
あの夏の昼下がり
観終わった友人は
「この映画は ええなぁ」と言った
僕も
「ほんまに ええなぁ」と深く頷いたのだった
式が終わって
「なんか 色々思い出したなぁ 不思議な感じやったし 迂闊にも感極ま
ってしまった」と伝えると
「馬鹿、結婚したがオマエが先やん 色々あったぞ」
そう言って
握手した







このエピソードにグッときました!
俺、ホントこういう話に弱いんですよ。
あの時は
迂闊にも 感極まってしまいました
・・・
この映画のよさは、男にしか分らないんじゃないかな?
感動記事に申し訳ありませんがTBです。
TB早速頂きました!