僕とあの娘が
二酸化炭素を吐き出して呼吸するものだから余計暑くなる
より 高いところへ より涼しい場所へと車を走らせた
岩をくり抜いただけの男気溢れるトンネルを抜け

高みを目指した
”100m上がると気温は0.6度下がる”
めっちゃ少しだが登山をしたことがあるのでそんな知識は頭に入ってい
るのだ
普通は太陽に近くなるほど暑くなりそうなもんだが・・・
普段(地上で)「暑いね」なんて言ってるのは太陽が温めた物質(地面
や水面)から放出される熱が大きいそうだ
だから 熱せられる物質が少ない山の頂などに近付く程に寒くなるんだ
よと習った気がする
いかん 知恵熱が出る 余計温度が上がる
という間に
四国の屋根”石鎚山”を望む 土小屋駐車場に到着

やっぱり 涼しい
ええー現在地の標高は1492m
つーっと
9度位違いをみせつけてるわけだな
まぁ 不安はある 夜寒さに耐えられるかという問題だ
今回の夏旅で忘れ物を三つした
@ビール
A蚊取り線香
Bシュラフ(寝袋)
どれもどこか途中で買えよとセレブの方(じゃなくても)は言われそう
だが
基本 めっちゃ貧乏旅だ それを買うことによって他の何かが圧迫され
るのだ
ズバリ ガソリン代
厳しいぜ!
ビールと蚊取り線香は最低限買ったが値段の張るシュラフは控えた
そして
石鎚山に夕暮れが近づく

さっきまであんなにいい天気だったのに
ゴロゴロいい始めた
うぉほっほー
カミナリ
KAMINARI TODAY!
カミナリを鳴らしにゆこうぜ!ベイビー!
なんて気分ではない
空に近い分怖い
が!
爆音のロックンロールとアルコールで耐えしのぐ
あとは防寒だ
合羽(レインコート)を着込み ズボンも二重
Tシャツも長袖と半袖重ね着を使用
でも
寒い
しかも ビール喰らっているから 余計体が冷える
ふと
バイク乗りの友人の話を思い出した
全く同じ季節、場所で過ごした極寒の野営の夜の話を
彼もよりによってビールを飲んでたんだった・・・
ああ わかっていながら忘れ物(シュラフと日本酒も!)
熱燗が飲みたい!
そんな間にも 叩きつけるような雨とカミナリは断続的にやってくる
寒さは持続的
耐えられんので銀マット(床に敷くマット)に包まってみる
今度は
ちょっと暖かい でも ちょっと寒い
という微妙な状況に追い込まれた
さらにロックンロールのボリュームをあげる
いつか おかん が言った
「あんた、ロックはデカイ音で聴きなさい」と
ラジャー
THE BACILLUS BRAINSという名のロックンロール感染
こちらもどうぞ↓
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旅で困るのは病気ですが『THE BACILLUS BRAINS』というバンドの感染であれば喜ばしいことでしょう(笑)
いやーー、すごくかっこいいバンドですよね。
僕も感染しました。
素敵な旅を!
一人旅の開放感と、一人で他所に居る不安とがいい感じです。
しかし、おかんはロッカーですね!
名言ですね!
しびれました(笑)
『THE BACILLUS BRAINS』は痺れますね
確かにめんたいビートの香りがします
感染は必至です!
おかんはロッカーです
数々の名言を残しています
少し変です