2009年07月15日

鳴かぬ蛍の結末

以前から


都々逸(どどいつ)


なるものを知ってはいたが、さして興味はなく…

ここにこうやって書いてる今でもそうでもない

じゃぁ なんで書くのだ



まず、都々逸(どどいつ)とは何か?

Wikiにはこうある

”江戸末期、初代の都々逸坊扇歌 (1804年-1852年)によって大成された口語

による定型詩。 七・七・七・五の音数律に従う”


江戸末期か… もう少し前かと思ってた

なるほど


で、最近我が職場であるお婆ちゃんが唄ってた一節があって



恋に焦がれて鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす



って唄

hotaru.jpg

オレは

「何それ? なんだか聴いたことあるね 教えて」とお婆ちゃんに尋ねるの

だけれど

お婆ちゃんはオレの質問には答えずもう一度同じ一節を唄った


結局それがなんだかは教えて頂けず…


その数日後、職場で昼休み何気にパソコンの前に座ると一枚の紙切れがデスク

トップの隅っこに貼ってある


”恋に焦がれて鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす”


とだけ書いてあった

「これ誰のメモ書き?」と皆に尋ねると

「わたしです。なんだか気になって…」と同僚

「あのお婆ちゃんの唄やろ?」と言うと

「そうです」と言う


同僚はその唄が気になってそれがなんであるか?歌い手や意味を調べてみたそ

うだ

「でもその唄の形式が都々逸ってこと以外はよくわからなかったんです」

と言った


「なんだろね?意味かぁ ただすごく日本的ではあるね 絶対アメリカ人は

こんな詞書かないよね」とオレもアホな感想をのべる

結局二人で話した結果…


きちんとわからなくてもいいんでない?

この感じがええよね ものすごく日本的なその情感…


とかなり雑な結論へとたどり着いた


それ以来オレが都々逸に興味を持ったかと言えばそうではなく…


ただその後もお婆ちゃんのところへ行き


「あれ 唄ってくれる?」とお願いするのでした



恋に焦がれて鳴く蝉よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす



「その唄ええね なんて唄?」とオレが言うとお婆ちゃんはそれには答えず


ニコリと笑い もう一度唄った



鳴く蝉と鳴かぬ蛍 その結末 今回はそんな話
ラベル:都々逸
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