2009年08月12日

屋根の向こうで花火があがった

ふいに


どんどん どーん


と外で大きな音がした


「花火や」と言う声とともに、我が家の前の通りを誰かが駆け抜けていく足音


負けじと通りに出てみるも、向かいの家に遮られて花火は見えなかった


再び家に舞い戻り2階へと駆け上がる

年季の入った古い家の窓をガラガラと開けると


どんどん


という音とともに向かいの家の屋根越しに花火が見えた

花火はんぶん.jpg


上半分だけ


大きな花火だと3分の2が露わになる


5分 それを眺めただろうか



静寂が訪れた



「すぐ終わったね」通りの空き地で子供の声がする


僕はもう少し期待して待っていたが


夜空にあがったのは終わりを告げる小さな花火だった



パン



「あーあ 終わちゃった」と子供の声 




僕は古い窓をガラガラミシミシと閉めた



posted by yuzamurai at 21:15| Comment(0) | TrackBack(0) | たのしいにっき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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