2010年05月01日

帯広のデヴィッド・ボウイA

オレはいかり肩で夕張を通過した

日勝.jpg


「夕張ってどこ?何?」

ってな感じで… 通り過ぎる


しまった しまった 観光スポット夕張が!



”花畑牧場どころではない。とにかく夕張は吹雪きだった”

と脳内日記をしたため心を落ち着かせる




まだ、外は吹雪いて…


実に暴力的


「右から左に びゅー びゅー 言っとるわ」


一寸先は前を走る車のケツ


あとは


雪・雪・雪



「あぶい」



そう言いながら車を走らせる



「ここどこ?」



「日勝峠はどこ?」



わからずも勇ましく進む



「日勝峠はあれだ」


恐怖日勝.jpg


とは言っても実際は夜だったので見えない


適当に暗闇、雪の先を指さしてみる


BGMはくるりを選択

ハイウェイ 聴いて落ち着こう




気がつけば前に除雪車…


「遅いね 相当… 遅いね」


けど、抜けない… 追い越せない… ジレンマ


吹雪いてその先が全く見えないのだった


しかしだ、あまりにも遅すぎるので追い抜きにはチャレンジする


かわいく対向車線へと出るが、


「やめよー ほんま見えんで あぶい」と嫁が言った


嫁もあぶいの使い方がこなれてきた



「あぶいな 恐ろしいな 雪で一寸先が見えん」と我が車はかわいく元の道に戻った


男なら行け!を合言葉に… は出来ないズラ


その先の道が吹雪きでどうなっているのかもわからず、追い抜き作戦は中止した


「前は遅いし、見えんし、滑るし非常に神経を使うな」とつぶやいた頃、その思いが通じたか


ハザードをチカチカやって 除雪車はかわいく道を譲ってくれた



「ありがとう 見知らぬ君よ」とウインクと感謝の言葉をかけるや否や


ぶいいいいいーん 言うて除雪車、我が車を一気に追い抜く一台の車


「日勝のバリバリ伝説!」


この悪路、悪天候の中、追い抜いていった彼、彼女は何者?


言うたら


もう

一台

もう

一台

ぶいいいいいーん言うて伝説が通り過ぎて行く



「いやー オレ遅すぎた?」


「この見えない中、あの人達は感覚で走っているのか?」



日勝のバリ伝


ルパン車.jpg


「まぁいいか…」そうつぶやいて


道路脇に視線を移すと”ここは日勝峠”


そう案内板が出てた


「ああ 日勝峠、こんな字なんだ」


どんな字すらも知らなかったのです えへへっ

日勝1.jpg


「ますます寒い」


日勝峠、その頂き付近を快走するも

辺り一面の雪景色を観て我が夫婦はそう呟いた


明かりが見える


「ここ良さそうやない?」


道の駅のようだ コンビニもある


オレらは車を雪だらけで白線もわからぬ駐車場に停めた



ふいに嫁の電話が鳴る


嫁の父であった


「んー大丈夫 こっちはまだまだ寒いけど」と嫁


電話をかわると

「今日、宿毛の港で軍曹、ジョニー、ノイエのボスに会ってよ。飲まされたでよー。

昼間からー バイクがぎょうさん。 うひー」言うてた



ここは道の駅「樹海ロード日高」


この夜の極寒車中泊地


雪だらけ


そういう場所なのでした





つづく
posted by yuzamurai at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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