チーさんがつぶやくように言った
「今ならビックマックが200円だ。テレビがそう言ってた」と
それならと帰宅前の素敵な寄り道
いざマクドナルドへ
「テイクアウト!2つ下さい」

100円玉4枚を バシーッ とテーブルに置いたら
「ありがとうございます。そちらの椅子に腰掛けて、少々お待ち下さい」と
くるくる回る椅子を差して店員さんがいうので
別に暴れるでもなく、くるくる回る椅子にキチンと座ってハンバーガーの出来
あがりを待った
しばしの退屈…
「ビックマックって言うけどさー 全然ビックじゃないよー これっていわゆる普通サイズ
だよねー 品名に偽りありでしょー ビックて言うならもっとデカくしないとー」
店内でカップルが語り合うのが聞こえた
確かにぼくもそう思う
なわけで
テイクアウトしたビックじゃないビックマックと酒
ぼくはアメリカンなジャパニーズ

…
あー
調子こいて昨夜も飲みすぎたぞ

サリンジャーの夢 ホールデン・コールフィールドは宿酔い
外はもう明るい
賑やかだ 車や人の行き交う音
…
”オレはこのままUSODARAKEの世界に埋没していくことを良しとするのか?”
そんなことを考えて
寝転がり見える天井はましろけっけ
そこに朝日が差し込んで深い影をつけた
up主に感謝の
浅井健一氏のサリンジャー号と自宅部屋紹介
サリンジャー号

ライ麦畑でつかまえてください