2010年10月24日

秋のスローダンス



”脳みそが頑丈な大人は銀杏の実で一杯やれる”


近所のおばさんが 

幼い僕にそう教えてくれた


銀杏2.jpg


子供の頃住んでた家の近くにでっかい銀杏の木があった

広い駐車場にどかんと立ってたその木の下で

近所のおばさんが


「好きな言葉は”もらう・拾う・無料(タダ)”」言うてその銀杏の木の実を拾ってた


僕はそれをじっと見てた


「それおいしい?」と聞くと


「おいしい。でも子供は食べられん。馬鹿になる。

でも大人は大丈夫。脳みそが頑丈やけん」と言った



懐かしいな…

おばさんは元気だろうか?

そして 

あの銀杏の木、今はもうない

ある日突然、切られちゃったから



切られる銀杏の木を見て

「なんで切るが?」と僕が聞くと 


「木がお爺さんになったけん」とばあちゃんが言った


脳みそが頑丈な大人が切り倒したのでした





嗚呼 なんだか悲しい


今日は 無性に銀杏の実が 

食べたい
posted by yuzamurai at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 喰えばわかるよもやま話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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