街も人も
そして
我がじいさん、ばあさんも何かがすこしずつ変わり、
でも
30年前は何でしたか?
して、何してたかというと
まあ、特に今と変わらんようにも感じて混乱

じいさんとばあさんが大事にしてきた心のアルバムは、
はたからすれば、埃をかぶってはいるものの
そのときのまま
あのときで時間を止めていたので、
「人間は過去へいき、未来へ戻る。この実感として、
とても幸福であるけれど、懸命でもある」などとゆっても
他の誰もが答えず
自分がいるための、誰かが眠るその場所に
そっと、こうべを垂れるのでした
2015年のこの僻地、
街が寝静まってきた
夜は眠れないと長いな
「ロケン」
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