ロックンロールしようぜ!
JANIS JOPLIN「move over 〜ジャニスの祈り〜」
はじめてのジャニス・ジョップリンはテレビの中
衝撃はテレビから流れた
「Summertime」と「move over 〜ジャニスの祈り〜」だった
当時(今でも変わらないのだが)テレビや何かで流れ、耳にすることが
できる女性の歌手なんてのは、アイドルや演歌歌手位のものであった
し、ロックバンド形式であってもリンドバークやプリンセスプリンセス
(今思えば、すげーバンド名だ)の時代だ
そんな時代の無防備なガキには強烈過ぎた
その肛門から脳天に響くような声、カッコ良さによって簡単に葬られて
しまった
そして、買った

「Janis(ジャニス)」
これが初めてのジャニス・ジョップリン
こいつはドキュメンタリー映画「Janis(ジャニス)」のサウンドトラ
ックになるわけだが、なぜコレを買ったのか?
目当ての「Pearl(パール)」が店頭に置いていなかったからだ
注文すれば入荷したであろうし、ジャニス・ジョップリンといえば
「Pearl(パール)」という位の代表作、名盤なのだから、今回はたま
たま地元のレコード店に無かっただけで
隣の町のレコード店に探しに行けばあっただろう
だが、すでにあるものと仮定し興奮気味であるから、手ぶらで帰ると
か、ジャニス・ジョップリン以外のものを買って帰るには無理があった
だからジャニス・ジョップリンの棚に1枚だけあった
「Janis(ジャニス)」を買ったのだ
まぁ結果、買って正解だったわけだが
めでたく「Summertime」「move over 〜ジャニスの祈り〜」も聴け
たし、ここでしか聴けない音源もある(実にいやらしい)
ジャニス・ジョップリンの歴史をさかのぼると

Big Brother & The Holding Company
デビュー・アルバム
「Big Brother & The Holding Company (ビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールディング・カンパニー)」

Big Brother & The Holding Company
セカンド・アルバム「Cheap Thrills(チープ・スリル)」
演奏が酷すぎると評判のビッグ・ブラザー・アンド・ザ・ホールディン
グ・カンパニーだが
ジャニス・ジョップリンとの相性は悪くないのではないか
特にセカンド・アルバム「Cheap Thrills(チープ・スリル)」は最高
だ
実は一番よく聴くジャニス・ジョップリンの作品はこれだし
「Summertime」から「Piece of my heart」の流れは実に恐ろしい
いくつかのパロディジャケを生んだ、有名なジャケも含め最高だ
その後、新たなバックバンド、コズミック・ブルース・バンドを従え

I Got Dem Ol’Kozmic Blues Agein Mama!を発表
名作「Pearl(パール)」へと至るわけだ

ただ、これがジャニス・ジョップリン遺作のアルバムというのは切ない
1970年10月、ジミ・ヘンドリックスの死去から2週間後、「Pearl(パ
ール)」の完成をみずに27歳の若さでジャニス・ジョップリンは逝って
しまった
死因はヘロインのオーバードーズ
そばにはタバコが転がっており、手には釣銭の4ドル50セントが握ら
れていたそうだ
ああ・・・
その遺作「Pearl(パール)」に収録される曲には 歌入れが終わってい
ないものがあったのだが・・・
そのタイトルが
「生きながらブルースに葬られ」だった
・・・出来すぎだぜ
そうだ
以前こんな話を聞いた
”当時、ジャニス・ジョップリンのライブ観て、あのクールなエリッ
ク・クラプトンが我を忘れ狂ったように踊っていたと・・・”
そうだな
オレもそうしようと思う
踊りましょう↓↓
「どうしようもなく気になる唄のお話 」へ
「私は最高のダンス・ナンバーで踊りたい 」へ
もしかして同じ年代なんですかね?私もリンドバーグやプリプリ世代なんですね。懐かしいなぁ〜。一応プリプリは聴いてました(笑)。
本題に入ってジャニスですが、私も同じ感覚ですよ。私が一番初めに聴いたのは『パール』、そして『チープ・スリル』。もう例えようもない圧倒的な迫力に叩きのめされました。
彼女こそが本物のシンガー。世間一般のシンガー全て全員にジャニスの曲を歌わせて、己の無力ぶりを恥じて欲しいものです。
同世代の匂いがします
リンドバーグ、ぷりぷり(平仮名で書くとまた違う味わいがありますね)・・・
とにかくジャニスの衝撃は凄かったですね
どの女性歌手ともじぇんじぇん違ったから・・・
どっちかといえば 比較対象は男性でした