いままで食う物に困ったことなどない
飢え
何の選択の余地も与えられることのない飢え
何だ?

「アシュラ」ジョージ秋山
少年マガジン連載:1970年〜1971年
舞台は、飢饉に喘ぐ中世の日本
人肉を食う男と屍の描写からこの物語が始まる
40年近く前の少年誌で連載された
ジョージ秋山の「アシュラ」

有害図書に指定されたり、少年マガジンの回収騒動も引き起こした問題
作
飢餓から母親に食べられそうなった少年”アシュラ”の”生きる”物語
飢餓という地獄を
人を殺し、人肉を食うことによって生き延びてゆく
生きるために、人を殺し、喰う”アシュラ”は獣か?
じゃあ
人間とは
人間らしく生きるとはなんだ
生まれてこないほうがよかったのに
という”アシュラ”想いはどこへゆくのか
後追い世代のオレにも古びぬ一撃
突き刺さる
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