2015年10月30日

Here Comes the Summer 函館 D

以前、barで細野さんかけてもらったら

ハリー細野 クラウン・イヤーズ1974-1977だった

ほそのさん.jpg


”冷たくひやして”が流れる


わたしはこの歌を知らなかったので

これはうかつだったなぁ と思った


そしてとても感動した



「Don't be cruel つめたく冷やして」細野晴臣



さて、函館市に入りました

港の方でにぎやかにお祭りやってます

疲れた・・・休もう


腰ときんたまが痛いし



とわたしはひとり、コンビニにバイクをとめて

コーヒー買って


それから、ぼーっと祭りの様子を眺めていた


たくさんのひとがコンビニに無断駐車をして、祭りの会場へ流れてゆきます



昔コンビニで働いてた身としては、こころが痛い

と思ってたような、思ってはないような


そういえば、札幌ドーム近辺の店もドームでイベントある度に、無断駐車と闘っている

のは見ます



こういうの、

逆手にとって臨時駐車場にしてお金とったら、良いのではないかしら

と余計なこと思ったが、

そうでもないな



函館はあまりに暑くて



冷たくひやしてーの鼻歌





ただ、ずっとそうしてるわけにもいかん


今ここでビールは飲めないし、タバコもやめたので、もうすることないから



何か食べようと、すこし走る



ラッキーピエロ発見したが、


ハンバーガー食べたい

とはさずがに思わなかった

IMG_3537.JPG


昨日、食ったラッキーピエロ


IMG_3538.JPG


そして、


image7 (1).JPG


「はせがわ」


image2.JPG


「ハセガワストア」



お手軽なのでここにした


店内には、焼き鳥弁当はグレイもおすすめって書いてある




味は、塩かたれか・・・


迷って、

これにした

image6 (1).JPG


食った


今日は良い天気、


そういえば新函館北斗駅も見たかったのだけど

まだまだ工事してて無理だった



それから、蔦屋書店へ

寄り道

image2 (3).JPG

おもったとおり

よかった

image4 (1).JPG


代官山と函館にしかないって聞いてたけど

今は増えたのかしら


これは、うちの近所にほしい


image3 (2).JPG


すごい本屋だわ

図書館みたいだし、自由だし、

ちゃんと利益でるのかしら


と、昔本屋で働いてた身として思った


エルビスコーナー


IMG_3535.JPG



「Don't be cruel」



そして

帰る


また、コンビニによったら

猫がいた

image1 (3).JPG



短い北海道の夏





posted by yuzamurai at 08:49| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月24日

Here Comes the Summer 函館 C

自転車を完成させたし、いざ

と思ったら、明日は雪

IMG_3357.JPG

あの時は夏だったのに



これは、8月の話です


アメリカについて悩みつつも熟睡


酒の力は偉大だ

尿意で目が覚めればもう朝だった

よたよたとテントを這い出て、トイレまで

image8 (2).JPG

本日も夏の晴天です

テントとバイク、その向こうに日本海


用を足したら、ビーチサンダルに履き替え、朝食と日向ぼっこ

ぽこぽことクッカーが音をたて湯が沸き上がる


朝飯は何を食べたんだっけ、日が経ちすぎて忘れてしまった


そして、わたしはパンツ一丁

image11.JPG


ついでに服も日向ぼっこ

まわりには誰もいません

キャンプ場のそばで、巨大な風車が何機か回ってるだけ



今日は函館まで行こう

お祭りもやってる


いか踊り?というものもあるってさ





あ、そうだ

ここではコーヒーだけ

朝食は出発して、すぐのコンビニ

外でスマホいじりながら、パン食ってたら

「これ、何cc?」と話しかけてきたおっさんが言った




「函館は祭りやってる。アディオス」

(のようなことを言った)
posted by yuzamurai at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月01日

Here Comes the Summer 函館 B

ひとりのテントの中

びゅー

びゅー がたごと



そういえば、最近知り合ったおっさんはAMERICAっちゅうバンドが好きじゃ言うとった

america.jpg

わたしは、名もなき馬(A horse with no name)くらいしかわからんのだが、


「なるほど」言うて物知り顔


La la, la, la la la la, la la la, la, la
La la, la, la la la la, la la la, la, la

ぁぁぁぁぁぁ


まず、バンド名がすごい


わたしがメンバーだったら確実に止める


「アメリカはやめよう」


それでもまわりのメンバーがアメリカをおしてくるだろう


「いいや、アメリカがいい」と


わたしは、再度止める


「アメリカはまずい」と


そういえば、関係ないけどジャパンってバンドも存在する



そんなわたしは

バンド名争いに敗れたことにより、バンドを解雇、もしくは脱退するのだろう


というエピソードをテント内で妄想するのだ



高校生の時に

人生で初めて組んだバンドの名前はGAS(ガス)だった

メンバーがよく屁するのでという・・・

hosi.jpg



「さびしいけどたのしい」


テントの外へおしっこに出かける

闇の中

image10.JPG

遠くの灯りは船


上ノ国の夜は確実に更けていく



La la, la, la la la la, la la la, la, la
La la, la, la la la la, la la la, la, la


闇夜にうたう
ラベル:America
posted by yuzamurai at 15:48| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月31日

Here Comes the Summer 函館 A

「こちらの夏はとても涼しい

うそだと思うなら、ここへ来るといい

内地の夏しか知らぬ者にとって、北海道の夏は革命だ」

と、言ったのはわたしだった


まんべくん.jpg


「暑い・・・」


まんべ君を素通りして

南へ南へ道はつづく 


ずいぶんと走って、気が付けば

ふと、とびこむ夕日

今夜は上ノ国町のキャンプ場に泊まろうと思うのだが、もう日没だ



キャンプ場は暗くなる前までに到着するのが鉄則なのだけど、

ご当地のハンバーガーも食べたいし


「時間がないのに、ハンバーガー店もない・・・」


江差のラッキーピエロに迷った


「今の道ぞいにあった?」


江差の道の駅、江戸時代の江差に実在したといわれる

「とんち」の名人・江差の繁次郎さんの前で自問自答する

はじろさん.jpg


「きっちょむさんなら知ってるけど、通り過ぎてもうた。はんじろさん」





でも、引き返して徘徊してたらあった

image4.JPG


なんとかチャイニーズバーガー買って

くくりつけてさ

image5.JPG

また、進むんだけど

ビールも買わなきゃ

image7.JPG

また、くくりつけてさ

image6.JPG

はんじろさんの前をもう一度過ぎるのさ



暗くなって、すべては闇の中へ


江差から少し走って、上ノ国町で真っ暗


image8 (1).JPG


「こりは何?」


ここは違う

image10.JPG

もっと上へあがったらまた、真っ暗


「誰もおらん・・・ ロケン・・・」


北海道キャンプで頭をよぎるのは、クマとの危険な遭遇だが


「ここはどぎゃんですか?はんじろさん」


・・・


「冗談抜きで、幽霊が怖い」


誰もおらん


はんじろさんはなんか食べてた

はじろさん.jpg
目がいってはる

おにぎりかな?


わたしも食事にします

image9.JPG


「はんじろさん、今はハンバーガーちゅうもんもあるよ」



夏の夜にふわふわする


百戦錬磨のわたくしでも、誰もいないここは、少し怖い

風となんらかの音がします

posted by yuzamurai at 09:49| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月16日

Here Comes the Summer 函館

僕の手元には1枚の7inchレコードがある

image1.JPG

ある夏の日、大分県のレコード屋で買いました

バックページレコードってお店だったかと思う



あらゆることに多感な僕らにとって

The Undertones (アンダートーンズ)は偉大なバンドであった


「夏、やって来い」と、ふるちんジルバ





今日はとても短い旅に出よう


夏とオートバイ


そうそう、先日iPhone破壊

ポッケからするっと落下し

エレベーターの隙間にストライク…

落下でバキバキ

電話に手を合わす「ごめんなさい」

新品に交換するのに一苦労(保障に入ってて良かった)


ピカピカの新品になったiPhoneを大事にポッケへしまい込み

やっと、荷造り完了、出発する



サイドバッグにバーナーにクッカーと燃料、ヘッドライト、合羽、イヤフォンに地図、

椎名誠の文庫本


「椎名誠は旅の心をくすぐる」


オートバイクのおしりにブランケット、マット、衣類、テントを括り付けた

寝袋は無し

コストコの大判バスタオル(バスタオルは本来の用途以外にも掛布団の役目も果たせるため)をチョイスした

あとは旅に役立つデカいゴミ袋(急な雨の時など荷物を包んだり、かぶることも可能)


「よし」


まず、ガソリン満タン

して、タイヤに空気入れようと思って空気充填機に近づいたら、ただの巨大な消火器やったので、

まずそこにビビる

消化.jpg


店員「それ、消火器です…」


image1 (2).JPG


この街を出ます


バイクにスピードこの身を任す

いろんな風景後ろへ吹っ飛ぶ

さーこれから何をしようか

少なくとも校舎の窓は割らないよ



オートバイクは、北海道を代表する温泉街”定山渓”や

峠のあげいも 1本 300円(たしかこのくらい)の中山峠を素通り、

そして美しい洞爺湖をこえます

洞爺湖.jpg

「ぶいいいいいいいいいいいぃぃぃぃぃん」

いうて、僕の脇をバリバリ伝説が追い抜いてゆこうとも、心は太平洋

のんびり走ろう北海道、安全運転



「ああ、長万部」

長万部.jpg

ここのキャンプ場はいつか行かねば、いってみたいなーと後ろ髪をひかれつつ


今日はそこも通り過ぎます

image2 (2).JPG


青い看板のコンビニでひと休み


image3 (1).JPG


「兄さん、どこから来た?どこへ行く?」


見知らぬ親父が僕に言います

しかし、こういうときって何故、親父しか声をかけてこないのでしょうか?


必ず、地域量産型の親父がじりじりと寄ってきますね 

視界の隅からにじり寄るのです

若い女性とかまず無い 

彼女らには、まるで路傍の石…



「函館です」



親父はしたり顔で去ってゆく


「函館かぇー」言うて


ここ長万部町は蟹が有名ですけど、蟹弁当とか買いません

お金はそんなに使えません

水も汲めるとこでボトルへ汲みつつ、毎度補充、節約


「僕はいつも貧しいなぁ」


夏は

青い空と大地との境界線目指して進む



「ははは、夏、ここにやって来た」



そうやって大人になった



そして、長万部の

まんべくん.jpg



「誰?」



つづく

posted by yuzamurai at 12:23| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月27日

八剣山の月は

八剣山へキャンプへいってきました


「あれが八剣山です(たぶん)」


はっけんざん1.JPG


そして、


「あれがキャンプに狂った人びと」


はっけんざん.JPG



「八剣山!野性味あふれてよい場所。熊出そう」


「んー?今回は食い物に金かけるってたけど、全然いつもとかわんなくね?」


「それは次回ね、次回」


「来月に持ち越しだべ」


「あら?ビールまで安物でねか?」



「あー それよか、

また熊出そうでない?」



「ラベルにオーストラリア産って書いてるぞ!誰よ。今回は白老牛って言ったの?」



「今回の熊対策は?」



わかっているのか

わかっていないのか

ぼくらは続けた とりあえず




「今夜、年に一度のでっかい月が出るってよ」



そうオレが言ったが、



「でっかい月のわぐま」



「北海道はひぐまだわ」



皆、食と熊以外に感心がないようだった

posted by yuzamurai at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月15日

またたびのブルース

北海道もやっと春なのです


「キャンプいこ」


ねこ1.jpg



エプロンしてせっせと




「みなさん、お待ちくださいね」



@火をおこす(手際よく わーっと)

Aテント立てる(ファミリーテントの場合は8分、時間ください)

B雨ふったらタープ立てる(5分ください)

C「どこから来たの?」など、知らん人に話しかけられても当たり障りなく対応する

D野生動物来たら丁重に追っ払う(くま以外)

Eギターでキラーチューン(リクエストOK)

F焚き火を囲んでの打ち明け話に「うんうん、わかるー」言うて、聞き上手になる

Gシモネタ話には必ず便乗する(またたびは猫のバイアグラ説にわーわーする)

Hむかわの柳葉魚、優しく焼く(高級魚の為、ひとり3匹までの規制をかける)



まさに大車輪



エプロンのひと1.JPG


今日も変わりなく何かの為に生きている


ふわふわ 陽気




ラベル:猫村さん
posted by yuzamurai at 10:03| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月04日

旭川という街へやってきましたC

極寒の旭川の街を歩きます


寒いだけならいいのですが(良くはないか)、

問題は路面です あぶいです かなり滑ります
(先日、酔ってべろべろの帰宅途中に大の字)






「あー イルミネーション… 綺麗」


旭川イルミ.jpg


すれ違ったカップルの声で街が彩られていることに気がつきました



ふーん



イルミネー.jpg

ブログに使えるからと事務的にパシャパシャやってまた歩く


店、どうすっかな?



案B 欧陽菲菲(オウヤン フイフイ)みたいなママがいる場末のスナックへ


おーやん.jpg



いけんよ まだはやい



「ここは雪の〜 買物公園〜」



とにかくだ、はやく酒場へ…





そうそう

酒場放浪途中ですが、ここですごい映像を…


これ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


吉田類の酒場放浪記「吉祥寺いせや総本店」後ろで電話してる男性は、もしかして…



類さんの後ろで電話して、たばこ吸ってんの高田渡さんなんです(当たり前だが渡さん酔ってる)!

吉田類と高田渡が同じ画の中にいますよ

何年か前にこのブログにのせた「筑紫哲也のNEWS23」筑紫哲也と高田渡の対談映像もここです

ほんと、渡さんはいせやの常連だったんだなぁ



オレ、吉田類さんの影響もあって酒場放浪でもしょうと思ったわけで…
(札幌の類さんがおとずれた店も放浪しましたし)

高田渡さんへのおもいはここでさんざん書いた


誰かオレの感動をわかって欲しいんだけど!



じゃぁ

もういっちょ渡さん

高田渡「私の青空」タカダワタル的  


(こんな幸せな音と映像はそうそうない)



うーん


そして… 現実は旭川


“独酌三四郎”


三四郎.jpg


前々から来たかった店





「うん、ついに独酌三四郎です」





つづく


posted by yuzamurai at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月29日

旭川という街へやってきましたB

オレは旭川の街を静かに移動します


「し、しかし、これは… 寒い」


びゆーびゅーと雪が吹きつけてきて、

襟を立てるのも意味をなさなくなってきました(立たてないより、数倍ましですが)


せんせいはおどる.jpg


でも先生(Laurel Aitken ローレル・エイトキン)は、踊る


「Stand by me」Laurel Aitken




雪をとかすほどの温度でダンス


そんな折です

ふと、同僚の言葉を思い出しました


「旭川の駅、見といた方がいいですよ。綺麗になっててすごくいいんです」



「ええぇ… え、駅? お電車に乗るわけでもないのに?」こころの声がもれます



雪まじりの北風が吹き抜ける中、オレはその100m〜200mほど先に

そびえたつ旭川駅を見据えた


そして、状況を分析し素直に言葉に出しました



「我が目的のネオンサインとぜんぜん逆方向ですけど…」



このくそ寒い中、100mであれ無駄に歩きたくありません

するとまた、同僚が言います


「ぜーったい、行った方がいいですよ」


ほんっまでっか…


結果、行きましたよ

駅構内の美術品展示場や石川啄木コーナーも見ましたよ


旭川から帰ってそれを伝えたら

「さすがですね。行動が早いですね。じゃあ…

次はこれですよ。パンフレットあげます。その行動力なら全部周れそうですよね。

あ、

岩見沢の駅も見て来ました?あそこもいいですよ」って


そういうのは一回にまとめて教えて下さい


しかも、もらったパンフレットには


“寒い冬を楽しむ北海道”と書いてます


流氷ツアー、オホーツク、世界遺産知床… あんた、正気でっか…


 



オレをどこまでもいざなう

あんたはナビゲーター



「旭川は深いな」



オレは遠くに見えるネオンサインに向け再び歩を進めるのでありました




ああ、寒い…

ネオンサインの歌、うたおう…


「夜の街 ひかる街 つくりたてのビルの街

あれはネオンサイン 真夜中の道しるべ


恋人のことなんだろ 詳しいことは知らないけど

冒険野郎の仲間だろ バーボンでおとぎ話をつくろう」




これはきっとおとぎ話だ…




つづく
posted by yuzamurai at 17:15| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月11日

旭川という街へやってきましたA

旭川食堂.jpg

旭川食堂が見えます

ここが旭川の道の駅

雪の量は札幌より多く、寒さも厳しいようです





そうそう

さっき、ぶおーーーん オレと日産チェリーがすれ違いましたね

オレは見逃しません



「あんた、すてきやん…」



話は脱線しますが、

真冬の道をひた走る旧車を見かけると

気持ちが高揚し、目もきらきらして少年になってしまいます


「この過酷な環境下で、乗りまわすなんてしびれる」と


プリンス.png
(写真は雪国を走ってはいませんが、所さんのやりきったプリンススカイライン、
かっこよすぎ)


「乗りたい?そういうがは高知でやってくれる?北海道はわけが違うで。

それにお金は?あと普段の足として計算できる?無理やろ?はい。ダメ」


と家族は反対します (至極もっともなお話です)



さぁ ここは旭川…

車外へ出ると

きーんとしたつめたい空気、びゅーっと風も吹きつけます

襟を立てて、建物の中へ…



そうだ

昔は襟を立てるのは、かっこつける以外にはありえないと思ってたのですが、

北海道で生活してみてわかりました

首元からの外気を遮ると驚くほどに暖かいのです


ちなみに襟を立てると尖ったそれが、相当ワルイ角度になって

無精した前髪が視界を遮断するかしないかの時と同様の効果をもたらし…

 
“あしたのジョー”な気分になれます


ジョー.png




ブルービートなバーを探すのに、ホットペッパーなんか読んでみようかしらん…

インターネットは出来るの?


道の駅内はおおさわぎ、たくさんの人

子供が足元を駆け抜け、観光客が狂ったようにみやげを買いあさる

これは祭りだ

道内の名産品が大集合


旭川道の駅.jpg


すてきなものがたくさん売られてます


旭川の地酒にラーメン

富良野は唯我独尊のカレー

木彫りの熊


ただ

飲んだくれる気まんまんのこの時点では、購買欲がわかないので


ジョー1.jpg



結局、襟を立てて去ります  



「さばら」 




旭川の街へやってきました


あいかわらずわけのわからないことをやってます




つづく








posted by yuzamurai at 11:22| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月09日

旭川という街へやってきました@

頭の中だけは毎日カリフォルニアサンなオレは

連休を目の前に考えた


どこかへ行かないと…


カーテンの向こう側、真横へ流れる雪とまっしろな景色


ジャマイカン.jpg


先生(Laurel Aitken ローレル・エイトキン)はオレに言った

「迷うな。行くのだ」

そう言うと

華麗に右へステップ、左へステップ


「なんださみーだと?革ジャン着てろ。やせ我慢してろ」


オレは先生と同じポーズを決めた


「アイムOK」


あとは後部座席へ荷物放り投げ、エンジンかけて、

パチンと指を鳴らし、ジャマイカン・ロックステディ

出発です


北海道の雪景色にロックステディがイカス


「Orange Street Special」BOBBY AITKEN ボビー・エイトキン(先生の兄弟)




案@ 美唄の福よし本店のカウンターで焼き鳥食って、あとは車で死んだように眠る

うむ、時計はまだ正午前です

美唄なんて1時間ちょいあれば着いてしまいます

いくらオレがひとり上手だとしても、聖地美唄で焼き鳥食う以外に何をしよう

と考えた時

あとは寝るしかないのではないか?と思いました

人間は死んだように眠るにも限界があります

寝よう 寝よう と思って

1時間…

2時間…

時計を確認すると1時間どころか20分位しかたってなくて、

いけんいけん まだ起きちゃいけん

楽しいこと


そうそう

川で泳いどったら、変なオジーが

「焼肉くわしちゃるけんのー」言うてきゃん玉に触ってきたあの日

「ほんもんの変態じゃー」って逃げた…

あぁ 違った それと違う 



じゃあ あれだ

小学校からの帰宅中

外人パブの前を歩いとったら、

「ええーとこ、いこー」言うて外人のオバーにママチャリで連れまわされたこと

(知らん人についていったらイカンと先生もオカンも言うてました)

あッ これはイケンとわかり…

「ここ僕の家。おろして」と知らん家を指さしてウソついた


あーそれも違う 違うぞ  パンクな想い出はインマイヘッド



で、

2012年現在、路面がたいへんよう滑る


スカに合わせて車もケツを振る


北へ北へ走った車は


気がつけば、旭川へ着いたのでした

旭川食堂.jpg

なんだか必然的に

案A 旭川の居酒屋、バー(ブルービートなんか流れるクールなとこがよろし)で
飲んだくれて、あとは車で死んだように眠る

になりそうな気がします


はい


つづく

posted by yuzamurai at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月29日

ナビゲーターとの遭遇

北海道に暮らして早いもので3年がたち、

道の駅含め、各地を狂ったように疾走したのでごほうびに

ナビゲーターもらってしまった


「地図でええのだ。大丈夫なのだ」言うてたくせに

その機能にひれふした

これはまじですごい


たとえば…


「かにのはさみ見にいこう」


「はい」

でかいかに.jpg
(紋別のむやみにでっかいかにのはさみ)


ぴぴぴと場所がすぐ出ます


兄ちゃんにもらった最新型ナビゲーターです




うんうんすばらしい

では次、

おじいさんが作っている音威子府の黒いそばが食いたい 

そば…

音威子府… 駅…

ぴぴぴと打ち込むと

最短ルートをはじき出し、255.7キロと出ます

音威子府のそば.jpg





そば…

新得…

みなとや…

アベック丼までの距離も

185,5キロです

アベックドン.jpg


距離やルートがあっという間にわかる

いじってるだけで面白い


地図片手に距離を指で計ってたことを思えばすごいことです



あれは、男3人2000キロの旅の序盤でした

アルコールでおとぎ話

すすきので5軒くらいはしごして、たどり着いたホテル前

軍曹をジョニーがおんぶ

送ったタクシー運転手もホテル関係者も困惑する早朝… 

その数時間後には出発


富良野付近で軍曹が

「車停めてくれ」と一言

ゲロしてた旅の初日



その後、天塩へ、オロロンラインへ出たい3人

通行止め無視して(引くに引けなくなって)

「うそやろ。通行止めいうて出ちょった?」

「もう、ここまできたら行くしかないろ」

「だいたいなんとかなる。このまま走ったら海に出る」

「景色が全然ひらけてこん」

「山がいっぱい」言うて

山ん中へ何十キロも逆走し、通行止めをくらったあの日…


闇に包まれた山中、でっかい通行止めバーの前で立ち尽くす3人


「ナビいるにゃー」と軍曹が言ったのでした



これはまじですごい

兄ちゃんありがとう また、旅にでます 
posted by yuzamurai at 14:57| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月15日

ぼくはノラ猫と仲がいい

先日も帰宅途中で会った

ねこ.jpg

かわいい茶とら




「月でてるよ」




蒼い月が旅路を照らし 長い影に孤独を悟る


まるく大きな月

月.jpg

ぼくは宇宙兄弟を読んでいる(我が愛読の書。宇宙の参考書)

日々、宙(そら)に想いをはせるのだった







天文台のおじさんが望遠鏡をのぞきこむ

「満月です。わたしたちがいつも見てる月です。見て下さい。どうぞ」


今度はぼくがのぞきこむ





それはレンズいっぱいに広がる月だった


「見えます。地形が鮮明に見えます。 

えー 例えばここに… 月面に…

宇宙船が着陸してそばで人間でも、いや…人間じゃなくても

何かしてたら見えませんかね?」


「それだと夢があるんですけどねぇ。そこまでは見えませんね」


「かぐや」HDTVによる地球の入り(2007年11月7日) 



「まぶしいくらいですねぇ」


「満月は明るいんです。

夜と言っても今はどこも明るいでしょう。だから月明かりがわかりづらい。


長い歴史の中で人はいつもそらを見てましたよね。そらを見て星を見て、月を見てました。

見てるといろんなことがわかるんです。

何かを知ること… そらは道しるべですね」







で、現在は

10月15日のさっぽろ、午前10時55分


ノラ猫ふたたび…


「今日は太陽が出てるぞー。あやしい雲もたくさん浮かんではいるが…」


いつものそらだ 


「うん、今夜 いっしょに 月を見ますか」
posted by yuzamurai at 10:56| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月13日

月と星のまえにどじょう雲

ぼくは星が見たかった


北へ北へ 


夏のある一日、初山別村(しょさんべつむら)へ行った

しょさんべつ.jpg
(↑とかちーなからお借りしました)


札幌から車で4時間はかかるから


ひとりで「がはは」と笑ったり 「遠い…」とつぶやいたり

ぼくが旅に出る理由をだいたい100個くらい考えたりできる



目指す場所には日本最北の天文台である“しょさんべつ天文台”があって、

天文台.jpg


そのすぐそばでテントも張れるし、


たいへん美しい夕日も沈む

夕日.jpg

「着いたね」

「今日は満月らしい…」

「うん」

「明るくて天体観測にはむかない夜ですね」

「でも、いいんです」


「あ、もう満月」


振り返ったら空に…

どじょう.jpg

風はつよく吹く


「月のとなり… あれは、シナモンパン」


「いや、どじょうです」 



月、見えますか?
ラベル:初山別村
posted by yuzamurai at 06:54| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月02日

Hobo Blues 〜北海道道の駅スタンプラリー〜

北海道には道の駅がたくさんあります

その数、114駅です

2011版スタンプブック
2011年4月16日(土)〜2014年3月20日(火)の期間中に113駅以上の「道の駅」のスタンプを集めた方には、 もれなく「全駅完全制覇認定証」及び「全駅完全制覇ステッカー(2012版)」をさしあげます

… なのでした


「北海道の道の駅を全部周ったのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!! 

わっち、すてき!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



周りに周った…

いろいろあったなぁ 苦節1年半

嵐にあったり、虫に襲撃されたり、道にまよったり、親切にされたり、熊におびえたり、

キャバレークラブのお姉さんにのぼせたり、


それもこれで最後…


1スタンプ… 


ここは台風で大荒れの丸瀬布(まるせっぷ)でした


しっかり押さえて…

ラリー.jpg

ばんっと

ラリー1.jpg

で頂いたのが…


この

全駅完全制覇認定証と全駅完全制覇ステッカーです

我が家で鎮座

ラリー2.jpg



「お疲れさまでした」



元来、あきっぽいので、こういうのもらったこと今までに

…ないかも


夏休みの早朝ラジオ体操も2日目でやめたし、

ポートピア殺人事件も迷路でやんなってやめたし、

ドラクエ2もクリア前に復活の呪文が一文字足んなくて戦意喪失したし、



今、


「あー 大人ってえらいなぁ」と



仲秋の名月は嵐で見えなかったけど、

今日は秋晴れ とんぼ飛ぶ 


さぁ

次の賑やかへ おでかけだ いってらっしゃい






posted by yuzamurai at 12:35| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月30日

今はアバシラー

ここはオホーツク

昨日は小さな町の小さな民宿の温泉で

背中に刺青が一面に入った方とふたりきりになりました


風呂を出るとき

「おおぅー兄ちゃん ごくろうぉぉぉ」といわれたので

思わず

シャンプー中のその背中に

「はい。出ます(風呂を)」とフルチンで頭を下げました

正解は不明です


roll.jpg


今は網走

町の川をのぞけばふつうに鮭がのぼっている

「すごいな鮭、オレもがんばろ」

と思った 旅はつづくのです 


がはは
posted by yuzamurai at 10:01| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月12日

夏の磯ノミ

昨日はとても良い天気だったので、

せっせと岩牡蠣をとって来ました

岩牡蠣.jpg

とても夏って感じがしてます



ただ… 

また磯ノミなくしてしまった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

いそのみ.jpg
タイトル“実録 これが磯ノミだ”
( 絵はわたしがかきました。 おかしい… 昔はもっと絵が上手だった気がする) 



昨日、北海道と青森の間の海で でかい気がする牡蠣を見つけて


「これは、でかいような気がするのですが、いかがでしょうか?」と

ひとりクエスション出してたら アンサー前に


からんからん〜 言うて、波消しブロックの隙間に磯ノミが吸いこまれてしまいました


「あーーーーーこれはいけん!!!!!!!!!!」と手を伸ばしたような・・・

そんな暇もなく伸ばさなかったような・・・


まぁ、とにかくです

からんからん〜 と沈んで海の底にじっとたたずむ磯ノミを見て、

あれを取りに潜ったら、わっちが無事には帰ってこれなくなりますねぇと冷静に分析・・・



諦めました



そう言えば

北海道は苫小牧で出会った半漁人みたいなおやじにおとーさん手づくりの磯ノミ見せたら

「おおおおお、これはまさにノミやないかー。手づくりやないかー。短くて使いやすそやないかー」

言うてましたよ





あ、

話はぜんぜん関係ないけど、アルキネマ注文した

1. 3度目のキネマ
2. アル中
3. 絵描き
4. 脳ミソに愛を
5. トロピカル(REMIX VERSION)
6. 道草くん(REMIX VERSION)
7. ノンリタイア
8. リトルボウズ
9. 幸せなボクら
10. ロンパリンラビン
11. でいーね
12. ゲロサーフ
13. 雨の歌
14. 3連休
15. 霧の中(REMIX VERSION)
16. バカのしびれ
17. 犬ゾリ(REMIX VERSION)
18. 真空管(REMIX VERSION)
19. 初夏レゲ

Theピーズニューアルバム「アルキネマ」トレーラー




THEピーズのアルバム(ベスト)久しぶりだな

どうやら七年たってたみたい



あれから みんな七つ歳をとったんだね



そうだ

おとーさん、前々回無くしたやつは鉄だったから異常に錆びましたので、

ステンレスで作ってください


posted by yuzamurai at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月06日

my sunrise

根室の岬で見た高知の石

高知.jpg
(各都道府県から北方領土返還の願いを込めて寄せられた石を用いて作られた希望の道というものがここ根室にあります)

全国から集まった希望の石、そのひとつ

他のより少し地味だったけど、希望のつまった石だ



「北方四島は日本固有の領土です」



20年以上昔、小学校の先生が社会の授業でそう教えてくれた


“あの日の僕らは北方四島をどう思っていたのだろうか?

それからの僕らは?”


高知から遠いあの日のその島々は、

情けないことにいつまでたっても遠い島々でしかなかった




「島、近いね。ちょっと、車が走りよるがも見えるで… 外国の車」

望遠鏡をのぞきこんだ君がそう言った




これは日本がかかえた長い現実だ


霧にぼやける島々を間近に見ながらそう思った



posted by yuzamurai at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年07月04日

釧路の夜は

根室や釧路の湿原には綺麗な水があり、そこにたくさんの虫さんがいた

そのなかでもブト(北海道ではブヨ)の襲撃は恐ろしく

わたしは大打撃をうけたのでありました



「ぐわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」



釧路のbar“JIZI”で振り返るあの日のこと

じじ.jpg

ボサノバにあわせて、グラスを揺らし、腰をふりふり


“死んだ人よりも おれは楽しいぜ

死んだ人よりも 可能性がある


なぜならば おれは生きてるからだ”



「ぐわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー かゆい」



今日は日曜日、明日は月曜日



「釧路の美術館へ ルパン三世を見に行こうよ」


ルパン.jpg


月曜日は休館日、明日は月曜日


釧路の夜はやさしく更ける
posted by yuzamurai at 11:53| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月28日

地球の真ん中

石狩の海へやってきた

職場の友人たちとまだまだ寒い北海道の夜をすごす


宴会がひと段落したころ、


アルコール度数20度の焼酎をレモン果汁で割って

「これで、きっと19度」などと話す泥酔した上司が



空を見上げて


「ああ、この夜空を絵に描きたい」と言った


彼はだいぶ、いかれてる


つき.jpg


オレは煙草に火をつけて、夜空を見上げた


そばで上司が間髪いれず、ゲロを吐く




ここは、地球、下世話な非日常 きっと その真ん中 



そんな気がしたオレもだいぶ、いかれてる
posted by yuzamurai at 19:42| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月15日

閻魔様と鬼と写真家のわっち

白老ではいっぱい動物のうんこが落ちてた

自然はすばらしい

120413_1657~01.jpg
(あぁ、大自然)


うんこの写真はアップしないでおこう




「ぐわあああああああああああああああああああああ」


120414_1644~01.jpg
(むきむきです)



そう、登別へ行って来たのだった



「ぐおおおおーーーーーーーーーーーーーーーーーー (地獄へは行きたくない)」



120414_1542~01.jpg



「ぐわわわわわわわーーーーーーーーーーーーーーーーーー(むきむき)」



120414_1545~01.jpg
(友人のサンダース軍曹みたいな方が二人)



ららら〜 どこへ行っても退屈しない 〜



でもって…

ひとがいいので

「写真撮ってください」とカップルに言われて、写真家になった



「うわー 写真上手に撮れてます。ほんと上手です…」とカップル(女性の方)に言われた(男性は隣で深くうなづく)




「ほんまかいな」




posted by yuzamurai at 20:59| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月30日

わっちは動物園へ

兄さん家族と旭山動物園へ行ってきました




「あッ、ペンギンさん」



120323_1126~01.jpg



散歩してますぅ… 



脳内日記


“おとーさん おかーさん 

ぼくらが動物園へ到着したら、ペンギンさんがペタペタと歩いていましたよ



その歩き方が奇跡です”









「かわああああああああああああああああああああああああああああああああああ」



たろうさん.jpg



「いいいいいいーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」




“とりみだし気味です


「あッ見てみー」と姪っ子の手をひっぱって誘導したつもりが、


わっちがひっぱったのはまったく知らない くそガキでした


おわり”








「あッ 兄さん! あれ…」


ペンギン発見.jpg





「し、し、しろくま」

120323_1208~01 (1).jpg



念願のしろくまです





「眼光するどい狼」


120323_1220~01.jpg










「さかな」

120323_1139~01.jpg




「北海道はたのしい」





みんなもおいで


posted by yuzamurai at 11:56| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月10日

イカと道南とBIG JAYの旅

BIG JAY McNEELY(ビッグ・ジェイ・マクニーリー)が流れる

時代遅れのいかれたバーのカウンターに座った


ビッグ氏.jpg


もしここで




「あんた、イカ好きか?」




と聞かれれば



「いえす」と深刻な顔で答えるのだが



場にそぐわないからか、誰も聞いてこない





まぁ、聞かれても、聞かれなくても、イカの旅はつづくんだが…



「ああ マスター もう一発 ビッグ・ジェイ 頼むよ、品のないイカシタやつ。


あと、ウェルチ。 レモンのスペシャルなの。 ウオッカで割ってくれ」



「PSYCHO SERENADE」BIG JAY McNEELY












翌日、



オレはイカをもとめ道南をさまよった




ふらり、森町へ


イカめし1.jpg


「ここが森駅だ」



「かのゆーめいなイカめし下さい」




イカめし.jpg



「うまい」


「けど、小さい」



オレは

イカめしというものに金をかけたのは生まれてはじめてだった



イカめしとは、


青江美奈が歌うブルースに狂ったばあちゃん

とか

近所のJBみたいなおばはんが作るものであって


いつも無料で食えたものである



そうでしょう?




今、オレが突然


「イカめしが食べたくなった。買って来る」と言っても


ベントスでもほか弁でも近所の西友(SEIYU)でも売ってない(たぶん)





そう言えば昨日


いかにもイカめし風のばあさんに


「西友(SEIYU)ってわかる?」と聞いたら



「水牛?」言うてた 文章にするとまったく面白くないが、オレは面白かった




とにかく


念願のイカめしをクリアした 2年越しのことであった



また、車は走る


ロードナンバー ファイブ





つづく




posted by yuzamurai at 12:37| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月09日

イカと道南とBIG JAYの旅A

国道5号線とは…


北海道札幌市中央区から北海道函館市へ至る一般国道である


道南をさまようには外せない道路だ


こくどう.jpg



「ロードナンバー ファイブ」



<注意事項>

・裸足で反対車線に飛び出したりしない

・電柱に突っ込まない






ああ

BIG JAYが脳内をブロウする

ホントはマイナス気温の極寒だが

オレだけ熱い…



さらに南下





そして

お約束通り、

ラッキーピエロへ立ち寄る

ラッキーピエロ…ハンバーガー愛好会金賞を受賞したり、日経新聞の「ご当地バーガーならこの店」でご当地バーガーのNo.1になった函館近郊にしか存在しない人気ハンバーガーショップ

しかし、イカ踊りバーガー(5月〜10月)は期間外で店頭になかった



失意のチャイニーズ・チキン・バーガーをほおばりつつ、


「オレはイカれてる」と旅を象徴するような強烈なしゃれを思いつき…


恵山の無料温泉“水無海浜温泉”へ 車をぶっとばしてきた

おんせん1.jpg



海がすぐそこ 最高だ



「こっち(温泉)、温かい」


「あっち(海)、冷たい」


と手で温度を測り比べては感心してみる



ただ、

満潮時には湯船が完全に水没してしまうため、

干潮前後の数時間しか入浴できない

また干潮時でも波が高い時は湯船に海水が入り込むため適温にならないのだった



おんせん.jpg


ぬるめだが、いい湯だ


湯に浮かんだオレの写真をのっけよーとしたら、

BIG JAYに揺れるきんたま



密林



ブラックホールが鮮明に写っていたので、

家族の猛反対のすえ、自粛した



そして

まつまえ城.jpg


「これが松前城どす」


かいよう丸.jpg


「これが開陽丸どす」



開陽丸は

江差の海に、さもエラソー浮かんでた… 勉強になる





それなのに


ビッグ・J.jpg


相変わらず、BIG JAYはオレの頭の中で狂ったようにブロウ






「最後は 福島町のまだまだ型イカだ(意味不明)」


イカ.jpg


おまけに子連れゴリラもいたけど、とにかく道南はイカだ…


ゴリラ.jpg


イカだらけ…


オレはBIG JAY McNEELY に深刻な顔をして問うた






「あんた、イカ好き?」






ビッグ・ジェイ・マクニーリーがいるバー








ああ 今夜は 



ウェルチ飲みたい




レモンのスペシャルなの







BIG JAYな脳内 道南を走る






おわり





posted by yuzamurai at 12:10| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月15日

nice time

北海道の南へ、4日ほどの旅であります


雪が降っても平気さ


ボブ氏.jpg



「nice time」爆音で出かけます




「Nice time」 Bob Marley




ラベル:nice time BOB MARLEY
posted by yuzamurai at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月29日

帯広のデヴィット・ボウイF

愛国駅をあとにした


妄想は終わりだ




デヴィット・ボウイ


そう


子供のころ、ミックジャガーと並んでおかまのおっさんだと思ってた人は、


ほんとうはかっこいいロックンローラーだった


「Five Years」David Bowie




デヴィット…


roll.jpg





帯広は大きすぎる



街は雪



それは幸せな駅も同じだった



「着いた。幸福駅や」



しあわせ2.jpg


「ここが

幸せばっかりの夢の駅か」


「知らん」


「オレは昔、テレビで観た」



ここには

誰でも自由に鳴らすことのできる幸せの鐘があって、

駅舎内には幸せになりたい人達の

名刺や切符、願い事がかかれた紙がたくさん貼ってある



「それ、鳴らせば…」



カーン と甲高い音をたてた

しーんと静まりかえった駅に、ホームに響く




「これでオレは幸せだろうか?」



カーン



嫁も続いた



「はて…」





音の先、鐘の向こうにのびる小さなホーム


そこに

オレンジ色した幸せの電車


それは雪にとまってしまったといった感じだ


しあわせ1.jpg



「うひー 寒いぞ」



ジャケットの襟を立てて足早に電車へ向かう



「あんた、人を待たんね」



そして、車内


しあわせ.jpg


誰もいなかった ここもまたしーんと静まりかえっている



歩くと

こつんこつんとブーツだけが音をたてた



「もしー」



やっぱり誰もいない


遅れて嫁も乗りこんむ



「中も寒い…」



ぎしぎし床が鳴った



「古いね。隙間風も…」




「でも、雰囲気がある」



「この椅子… しぶい」



そう言って


電車中央、二人で青いレトロな椅子へ腰かけてみた


窓の外は相変わらずの雪景色




「乗車券を拝借」



「いや、乗車券のない雪国の列車や」







“発車のベルが鳴り


ひとつ駅を越えた


通り過ぎるのは早すぎたのだろう


泣いている人がホームで手を振った


ほんとうの別れのアナウンスが流れる”








きっと


オレ達が知らなかった風景だ



北へ

北へと夢をもとめて向かった列車は ここでとまった



「寒いね」



「寒い」



「床が木」



もう閉まらなくなった窓の隙間から雪が降りこんだ



木の床が雪で湿っている






ここは

ここで


夢の駅だったのかもしれない




「出ようか。街へもどろう」




電車を出てまたホームを歩く





駅舎へは何も貼らなかった

願いごともかかなかった



もう 必要がなかったからだ






駅を出ると


ざくざくと雪を踏みしめるいくつかの足音


えらく厚着をした中年の夫婦と若いカップルだ


すれ違いに駅へと入って行った




「カップルばっかや」



「そういう場所やろ」 



「まぁええわ、とにかく今日の宿泊地を決めんと…」



「暖かいキャンプがええ、寒いがは嫌で」



「この状況で暖かいキャンプなどない」



そう言ったが、エンジンの始動音にかき消された










「幸福駅よ、さようなら」




「あああ そや、温泉入ろうー」




「十勝川温泉かぁ」







カーン 





遠くで 鐘の音がする







駅が


少しずつ


少しずつ 遠ざかっていった






「帯広にデヴィット・ボウイがいた」





今日の宿泊地を求め また車は走る



外は深い雪









おわり



ラベル:夢の駅
posted by yuzamurai at 18:42| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月24日

帯広のデヴィット・ボウイE

オレは今、愛国駅にいる


そして

デヴィットに会った

デビット.jpg


「は?デヴィット ボウイー?」


「似てる… いや本物だ。紹介しよう、彼がデヴィットだ」



昔、デヴィット(ボウイ)はこう言っていた(これほんと)

「世界は暴力でしか動かない… それは歴史が証明している。

しかし、わたしは信じたい。愛で世界が動くことを。

もしそのような世界が実現するのなら…

わたしは例え掃除屋であろうとなんであろうと、その世界の一部となるだろう」

(たしか…こんな感じだった。これほんと)


まさか、夢を実現させていたとは…

愛国駅で働いてたのか 掃除屋じゃないけど



「あんた少し変」




「あれ? 右隣のお方は?

ミック… ロンソン…」


しあわせのボウイ.jpg



いや、

違う デヴィットを見ろ ジギーではない…

 
みっく.jpg
(ジギーなデヴィットとミック)


そうやってオレが感慨深げにデヴィットと妄想対面していた間に、

若いカップルもいなくなり駅舎内は我が夫婦だけになっていた

おもひで.jpg



デヴィットの思い出が… たくさん…



「早よ、幸福駅行こうや」



嫁がそう言ってオレを現実にかえす



「うむ、わかった」



愛国駅を出る時、もう一度彼の方を振り返った


しあわせのボウイ.jpg


デヴィット…



似てない




ロックンロールバビロンから抜け出した彼は愛国で就職





「ばさら」





オレ達はデヴィットに別れを告げ愛国駅を後にした


「Starman」David Bowie (嗚呼 ジギーがいてミックがいる)




スターマン





ジギー・スターダスト (1972年)

ジギー.jpg

1. 5年間
2. 魂の愛
3. 月世界の白昼夢
4. スターマン
5. イット・エイント・イージー
6. レディ・スターダスト
7. スター
8. 君の意思のままに
9. 屈折する星くず
10. サフラゲット・シティ
11. ロックン・ロールの自殺者


最高のアルバム  


あっちへもっていかれる 永遠に有効な一枚


まじです




つづく


posted by yuzamurai at 19:38| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月23日

帯広のデヴィット・ボウイD

北国の旅の空


流れる雲はるか向こう”


長い時間をかけて 札幌から帯広の街にやって来た


ボウイ.jpg


そして ソウル・ラブな彼
 


正しい観光客を装ったオレ達はちゃんと

豚丼食べて

ばんえい.jpg


ばんえい競馬へも行った


ばんえい1.jpg
(ちなみに… この時、当然お金をお馬さんに賭けたのだが、すった。
そしてこの1年後こりないオレは友人の軍曹とジョニーとまたばんえいへ来て
お馬さんに賭けたのだが、みんなで仲良くすった。
勝てばキャバレークラブへ赴くハズであった…)




帯広の街は広く、大きい




疲れて妙なテンションのオレは


「幸せはどこだろう」とやすし師匠の”メガネ行方不明芸”の振り付けでおどけた



「しらんけどあっち。そんで道はわからんけん、いつものように迷って、ケンカになる」



「魔法がないと不便やな 漫画みたいに」




「日々の間違い と 旅の迷子



笑えば解決することばかりだ」 




ちょっとおかしな夫婦はそう言って




街はずれにある 愛国と幸せの駅へ、 向かった


しあわせ3.jpg


車中


「くだらないの中に愛がある 人は笑うように生きるのだ」と言うが




「ああね」と言ってまた君は寝る体勢に入った



市内から20分ほどで愛国の駅に着く



「さっきから あんた ちょっと変で」



そう言い残し嫁が先に駅の中へ入る







「が、がいじん」






先客がいた


大きな声を出す若いカップル


女の方がショーウィンドウを指を差している


「金髪外人の美系だよ」






それを聞いて



「ほんとや」と



嫁もちゃんと反応する



「外人、なんのこと?」




すると

そこにデヴィト・ボウイがいた



しあわせのボウイ.jpg



しあわせ行きのデヴィット・ボウイだった




「オレは彼をよく知ってる。そう彼はデヴィット・ボウイだ… 



嗚呼 



ここにいたんだな」












そんなわけで、

1年ぶりくらいにこの続きものの記事を書いたが



今見るとデヴィットは似てない


根本を揺るがす問題だが


もう

今更だし、ぜんぜん気にしないのだった






つづく
posted by yuzamurai at 18:33| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月06日

これは日々の泡

先日はえりも岬へ行く道中

撮影中の京本まさきさんに会った

まるで蝋人形のようだった





「聖飢魔Uでおどろう いかれた君よ」





そして


気がつけば


あばしりの番外地


湖では船が二隻

ふね.jpg


そうそう

最近買った

くそみたいに安い

くそみたいにいかれたギターは

とてもいかれた音をだすんだ



そういうオレもくそみたいにいかれてるけどね



”船が水面にゆれた〜  

どこへもいけない二隻の船がただただそこでゆれてる〜”




「日々を歌え」
posted by yuzamurai at 08:22| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月02日

えりも岬の忍者

365日にあせった僕は

襟裳岬へやってきた

えりも1.jpg


今日も強い風が吹いてる

霧もかかって視界は悪い




それでもさきっちょの方まで

行っちきて

えりも2.jpg


売店まで帰っちきた




すると…


「えりもの春は」


「何もない春」


誰かと誰かが合言葉を口走ったのだった




えりも.jpg


ここでは極秘で忍者セットを売ってる



忍者になるのもわるくないなぁ





そんな旅の途中  
ラベル:忍者
posted by yuzamurai at 10:02| Comment(2) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月25日

野ばらが咲いていました

カムイ岬を望む積丹の浜辺へキャンプにやってきた



「ああ やった 大きな海だ」



むじゃきに泳ぐ


しゃこたん.jpg


まだまだ冷たい海は僕を震え上がらせたが、

海から上がって浴びたシャワーはそれ以上に冷たくて

がたがたと歯を鳴らした



むらさき色したくちびるの僕が

強い風でばたばたとなびくテントに身を寄せる

そこから…

水平線へ沈んでゆく夕陽が見えた



「橙色がうつくしいな…」



ってこともなかった

この日の主役は海でも夕陽でもなく風だったのだから




僕は風に巻かれて酒を飲む 揺られてビール

ウイスキーでごろごろ

そんで

酔っぱらって眠る









”そこには夕日が沈んだ海があった


毎日つく小さな嘘が沈んだ海


星が出て 月がのぼった”



野ばら1.jpg






深夜1時の騒音で目が覚めた


っばっばばばばっばばば 


もの凄い風


面倒な現実


テントが半分潰れてる

完全に寝ぼけた頭だが、ぼーっとしてはいられない状況なので

ハンマーを片手に強風吹き荒れる戦場へ…

風に対抗すべくロープでテンションを加え、ペグをしっかり打ちなおした

あとはメインポールが耐えられるかどうか…

テント内から手で押さえたり足で蹴飛ばしたり援護していたけど、

そんなこっちゃ眠れないので諦めた


とにかく寝る


はるばる来た積丹、意地でも撤収は避ける




明るくなった朝5時、

テントにつぶされ目が覚めた


もう限界だった


風は止むどころかひどくなる一方

撤収だ 海を楽しむどころでない 



テントも裂けてる










「今日はこれでさようなら」









札幌に着いたのは朝7時30分

憂鬱な信号待ち

出勤、通学する人達






海… 風… 昨日の夕焼けベイビー



”あんな顔するだなんてベイビー 何にもいえねえよ”



カーステレオが歌う



僕を追い越して あの娘つれてどこかへ 


野ばら.jpg


ああ


この気持ちは

なんの花にたとえられましょうか







野ばらが咲いてた 




やつれた僕のそばでふわふわと風に揺れてる
posted by yuzamurai at 08:57| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月09日

サマー記念日

「あっちか?」 



あっちはすぐこっちになる


海への道はむずかしい



迷った



”ヘタクソなスケッチは陽炎にアスファルト

やさしい笑顔だったな”



海へやってきた

砂浜へころがった

夜と1.jpg


隣で見知らぬオッサンがでっかい亀とたわむれてる

愛のかたちは人それぞれ



今日は記念日だ

ただの記念日


夏の1日 


海と.jpg



「母さん アーリー サマー この有り様ですよ」



”この天気ならいいだろう なにかもそろってる


なにを待ってるんだ いただきます”
ラベル:The ピーズ
posted by yuzamurai at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月07日

脳みそと海の関係

「こころとからだはつながってるらしい」


なるほど


じゃあ あれだ 今日は海へいこう


いしかりの海


天気も良いし、きっと気持ちがいいよ




見えないもんまで考えることはない



そこに海があるのだ




「こころとからだはつながってるらしい」



コンダラ.jpg
posted by yuzamurai at 10:34| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月20日

ゴーゴー羊蹄山

ああ

ゲスなブルースが欲しい



「品のないやつね」



羊蹄山の麓へやってきた


倶知安の無料キャンプ場

羊蹄山.jpg

オレ


このまま くらいたい
 

最高にゲスなやつ


羊蹄山1.jpg


ニューヨークでバツイチの女と寝た

ケンカするはめにもなったけどよ

女はオレを薔薇の花ようなくちびるで弔って

オレの鼻の面倒を見てくれた

いい気持ちにしてくれたぜ




「酒飲んでりゃ天国か?

そうでもねぇよ


最低の気分にもなれるぜ」



うひー
posted by yuzamurai at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月30日

雨あがりのチキウ岬

白老の湖畔にやって来た


沢山の野生動物の鳴き声がする

僕はそれに合わせてギターを鳴らした

タイコもポンポンと夜空に音を立てる

チキウ.jpg
(北海道でロックンロールなキャンプサイトを見かけたら我が家である)


「雨だ」


雨がぱちぱち

焚き火ぱちぱち

ギターぎゅーん



「丸い地球は誰のもの? 砕け散る波は誰のもの?」



翌日

室蘭のチキウ岬(地球岬)に立った


雨あがりのぼやけた水平線

チキウ2.jpg

それでも地球は丸かった


いろいろ考える水平線だ



チキウ3.jpg



「丸い地球は誰のもの? 砕け散る波は誰のもの?」



階段を下り


札幌へと帰る


すると

乗車しようとする僕の視界になんだか妙な物が入って来た

チキウ1.jpg

それは車のわずかな隙間に転がった”夏のぬけがら”だった

友人の軍曹が去年の夏、北海道に居る間ずっとくわえていた禁煙パイポだ


「き、汚ない」


なんだかわからんが、べちゃべちゃになって汚なかった



笑えた




軍曹もジョニーも煙草は止めると言ってたな




禁煙は成功したのだろうか


丸い地球でいまさらそんなことを思った
posted by yuzamurai at 09:48| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月21日

その川の名は”ヤリキレナイ川”といった

つかの間の休日、僕らは車を走らせる

ここは前に来た道

道路脇にはとけかけた雪のかたまり、そのしずくが道路へと流れ出る



そいつを対向車が派手に巻きあげた



ずぶ濡れになった僕らの視界をワイパーが律儀にひらく


「ここはずいぶん雪が残ってる」


そう言ってみるが、助手席で眠っている君に返事はなかった



雲の切れ間からのぞいたわずかな太陽は

水しぶきを浴びた僕らの車をキラキラと照らした




そして

小1時間でたどり着いた世間一般の休日に小川を発見


そこには大きく大きく


”ヤリキレナイ川”と書いてあった



「寂しげな名前や」


PB130560.JPG

堂々とした看板の脇を流れる

小さな小さな川が

わずかな水を南へ南へと運ぶ


PB130561.JPG

その名前とたたずまいに得もいえぬ思いを抱いてしまった僕らは

平らな場所を見つけて

晩餐をひらいた

PB130554.JPG

そのすぐそばを


PB130556.JPG

猫が歩く


「お前もこっちにこないか」


僕らはそう声をかけたのだが彼はこちらを振り向くこともなく


のそのそと


草むらへ消えた


きっと

ヤリキレナイ川の方へ行ってしまったんだろうな





「なにはともあれ 猫はかわいい」

焚き火をいじりながら僕は小さく小さく言った



posted by yuzamurai at 11:09| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年10月10日

hobo

「風の噂であなたが旅人だと聞きました。旅が好きなんですか?」

と聞かれて

旅人?と一瞬思ったけども、そうかそうか違うことも… ないなと思い


「はい」と答えた


ジョンリー.jpg



今夜は雨…


濡れた我がマンションの床タイルを

キャンプ道具を背負って歩いてる



ざー ッ

車が水たまりを通過する音が廊下の窓から滑りこむ



僕は雨の中へ



濡れながら道具を車に積み込む

明日もこのまま雨か…

まぁ 雨でも旅にでるけどね


「わし旅人やけん」

 


全然この状況と関係ないんだけれど

今年の七夕、短冊に

”ハミングバードが我が家へやって来ますように”と書いた


いまだ やって来ない


あの件はいったいどうなったのかなと雨に濡れながら思った

posted by yuzamurai at 02:10| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月05日

帯広のデヴィッド・ボウイC

3月も末に十勝平野へ突入です


英語で言うところのMARCH(マーチ)

それは以前住んでいた高知でいえば”ザ・春の到来”

花見だ 酒だ とうかれてもよい時期であったが、



ここ北海道の3月には春も桜も遠かった



まだ雪一面、帯広への道のりは ”らしい雄大な景色” が続く

北の空1.jpg

助手席では今朝から頑なに睡眠不足を訴えていた嫁がスヤスヤと眠っている

昨夜の寒さが余程堪えたのだろう、車の暖房も彼女の手によりフル稼働




「暑い…」 


頑張りすぎの暖房がいささか不快ではあったが嫁が可哀そうでもあり


我慢した



そんな暑い車内で冬季キャンプ対策を頭にめぐらせる


まずは寝袋のバージョンアップだけど…

厳冬期のそいつはいささか値がはるんだなー


やっぱり、あれか

家にある毛布を持ち込んで対応するのが現時点での最良の策か


そうか


そうだ


昨日の寒さの原因は忘れてきた毛布だ 


んー 


結局は毛布かぁ…

でも生活臭をキャンプに持ち込むのがヤダなぁー

スマートじゃないよなー


しかし厳冬期対応の寝袋は高い!とケチな意見が飛び交う




頭の中で昨夜の敗因を分析するのだ



そんな堂々巡りの対策会議であったが、金銭の問題は非常に大きく



必要なのは 生活感あふれる毛布 と結論づいた


冬のキャンプ対策会議は終了




相変わらず嫁は気持ちよさそうに眠る

ヒーターも相変わらず頑張っている



「やっぱり 暑い…」



嫁に気づかれぬようヒーターのつまみをカタカタッと左へ回す

つまみは優しく”1”を差した




会議が終了し、今度は雄大な景色の連続という退屈に陥っているオレは

北の空2.jpg


「あー これはすごいぞ!」


大きく声に出し目の前に広がる雄大な十勝の大地を称えてみた



それに反応した嫁



「ううー 突然、何ー」と低い唸り声



「君ー外を見たまえ、すごいぞー」とオレがやさしく声をかけると



上半身を起こし外の景色を面倒くさそうに確認後、またバタリッとリクライ

ニングに倒れこんだのであった


「いやー すごいろー」わざとさっきより大きな声で言ってみるが


助手席から

「そうやね」と明らかに”面倒です”と察しがつくような返答があっただけだった


ほんとにすごいんだがな 感動のない女だ 


これぞ北海道じゃないか




そんな折にも

カーステレオから小さな声でジーン・ヴィンセント

それはこの景色にそぐわなかった


”ビーバップ ア ルーラぁ シズマぁ ベイベー”

ジーンビンセント.jpg


ここはベタに

松山千春や小林旭などのジャパニーズ・シンガーが良いのだろうかと思っ

たが我がipodには収録されていない



「北国のぅ 旅のー そーらー


マイトガイ小林旭…」


退屈なオレは自分で歌ってみる

憧れの旭さん.jpg


北国の旅の空


流れる雲はるか向こう




”熱き心に”を聴くと思い出す風景がある


祖母の家、近所のスナック、自分を可愛がってくれた何だかやさぐれた感がする

飲み屋のおばさん(子供心にそんな印象を持った)

いや、お姉さんと呼ぶべきだったか


朝、小学生のオレらが元気よく家を飛び出す頃、彼女はいつも気だるそうに

スナックの店先を掃除していた 


はじめは夜遅くまで働いているからきっと朝がつらいんだろうと子供心に思

ったけれど

昼だろうが夜だろうが、気だるそうなところしか見たことが無いから、きっ

とそれが彼女にとってはニュートラルな状態なわけで朝が特別気だるいわけでは

ないようだった




「小林旭はええ男、あんたらもあんなええ男になりなさい」




彼女はそう言って当時流行っていたのであろう”熱き心に”の一節を口ずさんだ



「あんたら 知っちょるか?小林旭」









この歌の何だか不思議な高揚感と目の前を広がっていく景色

北の空3.jpg



車は走る



みんな涼しい夏の北海道を褒めるがこの雪まみれの冬もいいなぁと思った





そんなこんなで

気がつけばオレが行きたいと望んだ”雪まみれのでっかい帯広”はもうすぐそこだった





つづく
posted by yuzamurai at 12:39| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月26日

帯広のデヴィッド・ボウイB

ある熱心な読者から(奇跡的にそんな方がいるのだった)


”以前書いてた帯広の話はいったいどうなったのですか?”


とするどいご指摘をうけて、ああそうだったと反省

再び話を進めるわたしだった…


日勝.jpg


はるばる来たは日勝峠(にっしょうとうげ)


ここは道の駅「樹海ロード日高」極寒の地!


ルパン車.jpg


辺りは雪で真白けっけ

車から一歩足を踏み出せば、ずぼっとブーツが半分雪に沈んだ


「あー 寒い 寒い」嫁がオレへの当てつけのようにつぶやきながらトイレへ

雪の中をとぼとぼ歩き、道の駅トイレへ向かう嫁を横目にオレは車中泊の準備を始める

あまりに寒いので丁寧な作業にはならず、ざざざざーと荷物をハジに避け必要な道具

をガザゴソと引っ張り出した



「実にガサツではありますが、寝室兼キッチン兼リビングルームの完成です。我がドリームハウス」



言うて閉じこもった 


いやーこれはこれでなかなかいいんでないのと満足げに車内を見渡す



さー遅い夕食だね



すると、ガタガタとドリームハウスの玄関を揺らす不届き者が!


「さっ さっ 寒いー」と嫁のご帰還だ


「3秒以内に閉めてくれ。熱が逃げる」そういってオレはバーナーに火を点し、

鍋の準備に入った

換気の悪い車内でのバーナー使用は一酸化炭素が充満し非常に危険なのだが、

オレは友人のサンダース軍曹の言葉を思い出していた


「このまま寒さで死ぬよりバーナー焚いて暖かいまま一酸化炭素で死んだ方がまし」

*絶対に真似はしないでください。責任はもてません。非常に危険です。


彼が発した、ある極寒のキャンプ地での思い出深い迷言である



「同感じゃ 軍曹」



回想にふけってる間に、ある食材を適当にぶちこんだ”よせ鍋”が見事完成

そいつを酒でいっきに流し込み、温まったところで

「もう寝よう。もう寝ましょう。体が温かいうちに」

と寝袋を広げる

嫁も同調した それだけ寒かったのだろう

(そんな中でも彼女は冷静である。しっかり暖かい方の寝袋をキープしていた)



二人とも寝袋から顔も出さない完全な”みの虫”状態(少々息苦しいが一番

熱が逃げずに暖かい)で眠りのスタンバイ


で…

最初はいいのだ

寝始めは…


確かに体が暖まっているから

だが徐々にである

……

さっきまで非常にホットだったギアは、ニュートラルな状態へと近づいていく


寒い気がしないでもない… そんなこと考えたが最後!


いかん いかん 寝よう 羊を数えて


羊が1匹 羊が2匹 羊が3匹 羊が凍死…


いけん いけん 寝よう 寝よう


嫁が「寒い 寒い」と寝袋の中でつぶやく


「貴様の寝袋はマイナス14度対応ではないか… わたくしのは春と夏と秋までしか

対応出来ん作りなのだぞ!この過酷さがわかるか!気合いを入れろ!気合いを!」

と熱く迫りたいところだが寒いのでやめた (それだけ寒けりゃ車の暖房があるじゃ
ないかと皆言いますが、何が何でも車の暖房は使用しないのが我が家の鉄則であり
美学でもあるのでした)


とにかく眠りについた


でも目が覚めるとアットーテキに寒いわけだ


時間を確かめようと寝袋から手だけを出し携帯電話を探す


「さっ さぶー」


小さく声に出た

車内が凍結している 結露がそのまま ばきんばきんに凍っているのだ


時間、携帯電話どころではない、朝を待とう


またまた無理やり寝た


何度寒さで目が覚めただろうか… 


その何度目だかの目覚めでオレは外が若干明るくなっているのを感じ取った… 


朝だ…


ようやく朝日が昇り車内を明るく照らしはじめたころ、オレも嫁もゴソゴソと始動


「地獄、まともに眠れん。風邪ひいたっぽい」そんな弱気の発言の嫁


「まー 早めに出発するぞ」


簡単な朝食、支度を済ませ 我が夫婦は「樹海ロード日高」を後にした


目的地の帯広は近い

オレはハンドルを握りながらも

頭の中で昨夜の寒さを思い出し、今後はいかにその寒さをしのげば良いのかを考えていた

今後もこのような極寒地でのキャンプもあるだろう、オレらが住むここは北海道なのだ

寝袋の見直しに車内の装備…

色々と頭をめぐらせていたら


嫁が「わたしはもうこんな時期にキャンプとかしたくない。無理や」と言った


「バカやろー 諦めるのは早いぜ」

野良猫3.jpg

オレはまたもや番長風に決めて見せたが、


「とにかく嫌、昨日寝不足やし私は寝る」そう言って車の暖房をフルにした


帯広は近い 

帯広の道.jpg

オレはハンドルを握りながら、またさっきの続きを考え始めたのだった




つづく
posted by yuzamurai at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月22日

ロング・トール・サリー

絶対に今日はカレー食いたいわぁ 思うてね


エンジン ぶーん って吹かしてね



「カレー食うまでは家には帰らん!」言うて捨て台詞はいて


それはもう勢いよく家を出たわけよ



それから2時間アクセル踏みっぱなしさ 



で、気がついたら南富良野




あッ

そうそう でね

富良野市の交差点で信号待ちしてたら、やたらと道行く人がこっち見るのさ



なんででっしゃろ? 


なにかわしにようでっか?



思うたら、あちきの車は窓全開なんだな


カーステレオが大ボリュームなんだな


しかも、桂枝雀の落語聴いてたんだな

桂枝雀師匠.jpg


外へもれもれさ 爆音!枝雀師匠の落語!



なわけで


今、南富良野さ


エゾシカのカレー食いに来たさ




念願のカレー



目の前に噴水、見えた エゾシカカレー950円の景色


カレーの景色.jpg




帰りは 帰りで ロング・トール・サリー 爆音




ちゃお

リチャード氏.jpg


posted by yuzamurai at 17:00| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月20日

夕張エレジー

夕張へやってきた

富良野からの帰り道 思いつきで



いや 違った 


幸せを探しに… 



嗚呼

気がつけば”幸福の黄色いハンカチ想い出ひろば”へ来ていた

夕張6.jpg


目を凝らすと 遠くにハンカチが… き、黄色 たくさんのハンカチ 


幸せがたくさん



幸せのハンカチィーフ! 



ここは映画「幸福の黄色いハンカチ」想い出の場所

そう山田洋次監督の不朽の名作「幸福の黄色いハンカチ」

黄色いハンカチなどロケ当時の姿のままで公開されているのでした


精一杯のアップ

夕張1.jpg


ハンカチィーフに一人盛り上がってたら


オレと同時にこの場に着いた20歳位の若い男二人の会話が耳に入ってきた


何やら怒っている


「入場料500円! 高い! 200円って聞いて来たのに」

「ダメダメ! 止めよう 止めよう」


そう言って到着したばかりの二人はまた車へ乗り込んだ




確かになー 500円は高いよなーと思ったが、

オレの場合200円だろうがそこに金が発生する時点で入場する気はなかったので、


遠くに見えるハンカチをただ眺めてた


夕張1.jpg

入場すればもっと近くで見れるが…

ここで十分



それから この場を後に 夕張市内へ





そして…

突然の

夕張0.jpg




ぶろんそん先生




「いつ見ても男くさいなー しびれるなー」



いやー 映画の街夕張ならではです  てなわけで



人通りのない なんだか寂しいこの周辺を散策




<素晴らしい発見の数々をここで発表>


その@ しぶいダンスホール

夕張3.jpg


明らかに営業してない


だからこそのアップ!

夕張2.jpg


ここで君と健全なダンスを… 踊りたい


すると

「あんた何してる? そこもうやってないよ」と近所のおじさん


いや、そげんこつわかってますき


雰囲気でわかりますき



「そうですね営業してませんね… でも、なんかいいなーと思って…」


写真家ぶってパシャ パシャ(携帯電話だけど)



オレ しぶいなーと ひたってたら



そばで猫があくびしとる  失礼なやつだ


そのA 失礼な猫

夕張9.jpg


とりあえずパチリ 


階段で寝そべっているのだが、写真になると暗くてよく見えない



まぁ いいや とくにかわいくもないから




そのB 色あせたしぶい看板

夕張8.jpg


色あせがまじでしぶい


ほんと味があるなぁ それにここに書かれた店のネーミングがいい 


好きになりそうこの街並み



ん? また猫だ



猫 さっきのとは別の 猫!


カメラを向けたら 物凄い勢いで走り抜けていった


そのC ムキになってやたらと走る猫


ベストショット(今日イチ)

夕張7.jpg

きゃわいい





「よし 今日はこの位にしとこか」



オレはこの街の真ん中を陣取る寂しい坂道を一人下った


夕張4.jpg




さよなら 


ぶろんそん先生(そのD 男ブロンソン先生)

夕張0.jpg


おしまい
posted by yuzamurai at 20:29| Comment(2) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月01日

帯広のデヴィッド・ボウイA

オレはいかり肩で夕張を通過した

日勝.jpg


「夕張ってどこ?何?」

ってな感じで… 通り過ぎる


しまった しまった 観光スポット夕張が!



”花畑牧場どころではない。とにかく夕張は吹雪きだった”

と脳内日記をしたため心を落ち着かせる




まだ、外は吹雪いて…


実に暴力的


「右から左に びゅー びゅー 言っとるわ」


一寸先は前を走る車のケツ


あとは


雪・雪・雪



「あぶい」



そう言いながら車を走らせる



「ここどこ?」



「日勝峠はどこ?」



わからずも勇ましく進む



「日勝峠はあれだ」


恐怖日勝.jpg


とは言っても実際は夜だったので見えない


適当に暗闇、雪の先を指さしてみる


BGMはくるりを選択

ハイウェイ 聴いて落ち着こう




気がつけば前に除雪車…


「遅いね 相当… 遅いね」


けど、抜けない… 追い越せない… ジレンマ


吹雪いてその先が全く見えないのだった


しかしだ、あまりにも遅すぎるので追い抜きにはチャレンジする


かわいく対向車線へと出るが、


「やめよー ほんま見えんで あぶい」と嫁が言った


嫁もあぶいの使い方がこなれてきた



「あぶいな 恐ろしいな 雪で一寸先が見えん」と我が車はかわいく元の道に戻った


男なら行け!を合言葉に… は出来ないズラ


その先の道が吹雪きでどうなっているのかもわからず、追い抜き作戦は中止した


「前は遅いし、見えんし、滑るし非常に神経を使うな」とつぶやいた頃、その思いが通じたか


ハザードをチカチカやって 除雪車はかわいく道を譲ってくれた



「ありがとう 見知らぬ君よ」とウインクと感謝の言葉をかけるや否や


ぶいいいいいーん 言うて除雪車、我が車を一気に追い抜く一台の車


「日勝のバリバリ伝説!」


この悪路、悪天候の中、追い抜いていった彼、彼女は何者?


言うたら


もう

一台

もう

一台

ぶいいいいいーん言うて伝説が通り過ぎて行く



「いやー オレ遅すぎた?」


「この見えない中、あの人達は感覚で走っているのか?」



日勝のバリ伝


ルパン車.jpg


「まぁいいか…」そうつぶやいて


道路脇に視線を移すと”ここは日勝峠”


そう案内板が出てた


「ああ 日勝峠、こんな字なんだ」


どんな字すらも知らなかったのです えへへっ

日勝1.jpg


「ますます寒い」


日勝峠、その頂き付近を快走するも

辺り一面の雪景色を観て我が夫婦はそう呟いた


明かりが見える


「ここ良さそうやない?」


道の駅のようだ コンビニもある


オレらは車を雪だらけで白線もわからぬ駐車場に停めた



ふいに嫁の電話が鳴る


嫁の父であった


「んー大丈夫 こっちはまだまだ寒いけど」と嫁


電話をかわると

「今日、宿毛の港で軍曹、ジョニー、ノイエのボスに会ってよ。飲まされたでよー。

昼間からー バイクがぎょうさん。 うひー」言うてた



ここは道の駅「樹海ロード日高」


この夜の極寒車中泊地


雪だらけ


そういう場所なのでした





つづく
posted by yuzamurai at 11:44| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月14日

帯広のデヴィッド・ボウイ@

帯広に行ってきた

それは先月のことではあるけれど…


野良猫3.jpg


3月某日、夕方5時前 札幌市内…


「寒いな。また降ってきたぜ 雪…」オレは番長風につぶやく


4月がすぐそこまで来ているというのに 札幌の空と街には沢山の雪が舞っていた

もう降らないかなと短い旅を企画した我が夫婦に雪の不意打ち





とりあえず予定通り家を出発

運転手はロックでロールなオレ


雪の降る札幌の夕刻


今日の突然の冷え込みで、通りを行く人々もなんだか面倒くさそうに歩いてる


「帯広はどうかね?きっと札幌より寒いろうね」


帯広へ向かう車中、まだ家を出たばかり、

助手席で嫁は


「あー これは間違いなく冷えるね」


そう言った


間髪入れずラジオから

「日勝峠、吹雪、路面凍結に注意して下さい」

そんな注意報


「日勝峠 あぶいぜ 気をつけるぜ」


札幌から帯広を下道で抜けるには日勝峠を超えなければいけない



日勝峠とは(wiki参照)

日勝峠(にっしょうとうげ)とは、沙流郡日高町と上川郡清水町の間にある峠である

日高山脈北部にあり、標高1,023m。日高国と十勝国との間にあることから命名された

冬季間は路面凍結、吹雪による視界不良と、一年を通して悪条件となる場合が多く、

重大事故の発生も多い。

1,000m級の標高とはいえ森林限界に達し、気象条件としては長野・群馬

県境の渋峠(標高2,172m)クラスに匹敵するうえに、道央〜道東をつな

ぐ主要な道路で多くの大型車が昼夜を問わず通行する産業道路であるた

め圧雪アイスバーンが形成されやすく、路面状況も含めると世界的にも

トップクラスの厳しい峠となっている





まじで、あぶい


こっちの人はみんな日勝峠に気を付けてと言うんだなぁ

そんな有名所


「日勝峠 あぶいぜ 気をつけるぜ」


とは言っても初めての日勝峠越えなんで、それがどんなもんかよくわかっていないのだけれど…


先日タクシーの運転手に日勝峠を越える話をすると…

「私ならこの時期は日勝峠は避けますねぇ、高速使うか、もしくは遠周りします」と言った



「しかし、我々は遠周りしない」(番長風キッパリとした口調で)



オレの仕事の関係で夕刻発の予定なので遠周りする時間の余裕がないし、高速道路は料金がかかるうえに味気ないのだ



しかも今夜は車中泊

なんと今夜は特別寒くなりそうな日勝峠付近が予定地


そして明日も車中泊… 2泊3日帯広、車中泊の旅なのだった


オレが会社で旅の計画を披露すると同僚はこう言った

「車中泊! いやー危険です 凍死はしないだろうけど、絶対に寒いですよ。

止めといた方が良くないっスか、安い宿ならいくらでもあるし…

帯広、札幌より寒いんですよね」 


そこを頑なに


「いや、車中泊でないと意味がないのだよ 

オレはキャンパー、愛車は気持ちキャンピングカー、まぁ装備はカーテンと銀マット、

寝袋位やけどね

宿に泊っちゃいかんのだ。 根っからのキャンパー夫婦だから」


オレがそう返すと


「いやー 大丈夫かなぁ」と同僚が心配げに言った




たかだが、氷点下5度、いや10度位いくの?


今更ながら、大丈夫かね?


「毛布持ってこなかったな」と荷台を確認しながら言うと

「持ってこなかった」と嫁が即答した


オレの寝袋、3シーズン用なんだけどなぁ

嫁の寝袋はマイナス14度まで対応の冬季用(そこまでは絶対に耐えられないと思われるが、

寝袋の商品説明には誇らしくそう書いてある)


只今、午後5時30分、我が車は帰宅を急ぐ車の群れに巻き込まれながらも

順調に札幌市街を抜けた


雪は勢いづいてくる




ふいに

ラジオから人間ドラマが流れてきた


親子(お母さんと息子)が日勝峠を車で越えるお話

ハンドルを握る息子は雪道に不慣れ、助手席で心配する母親、そういう設定であった



「状況が我々に似ている…」とオレが言うと

「そうやね」と嫁


雪が沢山降ってる 夕張に差し掛かった頃には吹雪いてきた

「この辺りに、あの有名な花畑牧場が… 

吹雪いて… 全然見えない! 

んー こんな予定ではなかったな…

・・・

寝袋3シーズン用、5度まで対応…」

キャンパーがひつこくつぶやいた頃



ラジオから


親子を乗せた車が無事日勝峠を越えたとお知らせが入る


「良かったな この親子 オレらも越えるぜー イエー」と

野良猫3.jpg

番長風にオレが叫ぶと


嫁はそれには答えず



「今日は寒いわ」



一言そう言った



つづく


posted by yuzamurai at 17:39| Comment(0) | TrackBack(0) | たびの手帖(Thee 北海道編) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。